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乱立する震災対策本部・会議やポストまとめ わかりにくいので報道を元に整理してみました。ソース自体に変遷があるので参考までに。 まとめ報道図 震災関係 内閣関連ポスト震災復興担当相 新設の可能性 震災前後の菅内閣 総理大臣補佐官5名 震災後6人就任 内閣官房参与15名(就任順) 震災後就任 内閣府参与1名 復興に向けた総理のイメージ復興構想会議 ◆復興本部(復興対策本部)(仮称) 復興実施本部(仮称) 地震・津波関連ポスト◆緊急災害対策本部◆被災者生活支援特別対策本部被災者生活支援各府省連絡会議 辻元清美ボランティア担当首相補佐官震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議 震災ボランティア連携室 ボランティアコーディネーターの雇用 検討中 副大臣らの検討会など被災地復旧 災害廃棄物処理の法的問題に関する検討会議 災害廃棄物処理の円滑化 被災者等就労支援・雇用創出推進会議 被災者向けの住宅供給促進に関する検討会議 ◆犯罪対策閣僚会議被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム ◆各党・政府震災対策合同会議 地震対策に関する政府・民主党連絡会議 民主党 復旧・復興検討委員会 (民主党としての)復旧復興特別立法チーム 原発・電力関連ポスト◆原子力災害対策本部◆福島原子力発電所事故対策統合本部(政府と東京電力の統合連絡本部)放射線遮蔽(しゃへい)放射性物質放出低減対策プロジェクトチーム 放射線燃料取り出し・移送プロジェクトチーム リモートコントロール化プロジェクトチーム(リモコンPT) 長期冷却構築プロジェクトチーム 放射性滞留水の回収・処理プロジェクトチーム 環境影響評価プロジェクトチーム 原子力被災者生活支援チーム ◆原子力発電所事故による経済被害対応本部経済被害対応室 原子力損害賠償紛争審査会 原発賠償機構(仮称)検討 ◆電力需給緊急対策本部 愛華訪中団 ※◆は閣僚級会議 まとめ報道図 2011.3.17 08 4 産経 会議多過ぎて官邸パニック imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 http //megalodon.jp/2011-0317-1337-13/sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/stt11031708440000-n1.htm http //megalodon.jp/2011-0317-1337-14/sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/stt11031708440000-n2.htm http //megalodon.jp/2011-0414-1312-08/sankei.jp.msn.com/politics/photos/110317/stt11031708440000-p1.htm 2011年3月19日 東京新聞 朝刊 政府、被災者支援急ピッチ 全国へ避難後押し imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 http //megalodon.jp/2011-0414-1544-22/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011031902000040.html 2011年4月7日0時50分 朝日 復興へ「協議機関」乱立気味 意見集約体制が課題に imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 http //megalodon.jp/2011-0414-1457-32/www.asahi.com/politics/update/0405/TKY201104050551.html http //megalodon.jp/2011-0414-1457-39/www.asahi.com/politics/update/0405/TKY201104050551_01.html http //www.asahi.com/politics/update/0405/images/TKY201104050609.jpg 2011年4月10日(日)14 53 (読売新聞) 本部や会議が乱立…指揮系統、官僚も「不明」 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 http //megalodon.jp/2011-0411-0508-29/news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20110410-567-OYT1T00366.html http //megalodon.jp/2011-0414-1309-28/news.goo.ne.jp/picture/yomiuri/politics/20110410-567-OYT1T00366.html 2011.04.12 zakzak 菅震災“伏魔殿”本部乱立で機能不全 会議は踊る、されど… imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 http //megalodon.jp/2011-0413-0015-59/www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110412/plt1104121555003-n1.htm http //megalodon.jp/2011-0414-1311-36/www.zakzak.co.jp/society/politics/images/20110412/plt1104121555003-p1.jpg 震災関係 内閣関連ポスト 震災復興担当相 新設の可能性 震災復興担当相を新設し、官房長官とともに復興対策本部の副本部長に就くことを検討するとした。閣僚増員の場合、内閣法改正が必要で、野党の協力が得られなければ現閣僚を1人退任させなければならない。民主党幹部は同日、「復興相設置はまだ決まっていない」と述べ、慎重に調整する考えを示した。 時事通信 4月16日(土)17時6分配信 http //megalodon.jp/2011-0416-1856-48/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000077-jij-pol 震災前後の菅内閣 総理大臣補佐官5名 内閣法により補佐官の定員5人まで 震災後に交代辞任した2人 寺田学 衆議院議員2010年6月8日 - 2011年3月26日 行政刷新及び広報担当 加藤公一 衆議院議員2010年9月21日 - 2011年3月17日国家戦略及び国会対策担当 現在の補佐官 細野豪志 衆議院議員2011年1月18日 -社会保障・税一体改革及び国会対策担当 ※4月16日から原発担当補佐官に変更 芝博一 参議院議員 2011年1月18日 -政治主導による政策運営及び国会対策担当 辻元清美 衆議院議員2011年3月13日 -災害ボランティア活動担当 藤井裕久 衆議院議員2011年3月17日 -社会保障・税一体改革及び省庁間調整担当 馬淵澄夫 衆議院議員2011年3月26日 -東北地方太平洋沖地震による災害及び原子力発電所事故対応担当 細野氏、原発担当補佐官に=原子炉冷却が収束時期 時事通信 4月16日(土)15時58分配信 http //megalodon.jp/2011-0416-2135-46/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000067-jij-pol http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E8%A3%9C%E4%BD%90%E5%AE%98 内閣官房の組織編成 http //www.kantei.go.jp/jp/kanbou/sosiki/sosiki.html 震災後6人就任 内閣官房参与15名(就任順) 西村六善 地球環境問題担当大使 平田オリザ 劇作家・演出家 前田匡史 国際協力銀行国際経営企画部長 望月晴文 経産事務次官 峰崎直樹 参院議員、副財務相 松本健一 評論家、麗沢大教授 小林芳雄 農水事務次官 中村祐輔 東京大医科学研究所ヒトゲノム解析センター長 五十嵐敬喜 法政大教授 ※以下震災後就任 URLは官房長官記者発表 3/16 http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/16_p.html 小佐古敏荘 東京大大学院教授 原子力専攻 3/20 http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/20_p.html 日比野靖 北陸先端科学技術大学院大副学長 情報工学 3/20 http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/20_p.html 山口昇 防衛大学校安全保障・危機管理教育センター長 3/22 http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/22_p.html 有冨正憲 東京工業大学原子炉工学研究所長 3/22 http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/22_p.html 斉藤正樹 東京工業大学原子炉工学研究所教授 3/29 http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/29_a.html 田坂広志 多摩大大学院教授 原子力工学博士 菅首相:内閣官房参与、続々任命 東電、経産省へ不信感 毎日新聞 2011年3月30日 東京朝刊 http //megalodon.jp/2011-0416-1451-51/mainichi.jp/select/seiji/news/20110330ddm005010167000c.html 内閣官房参与に日比野靖、山口昇氏 2011.3.20 18 03 産経 http //megalodon.jp/2011-0416-1455-10/sankei.jp.msn.com/politics/news/110320/plc11032018050017-n1.htm 震災後就任 内閣府参与1名 菅直人首相は28日、東電福島第一原子力発電所の対応で、元経済産業省原子力安全・保安院長の広瀬研吉・東海大国際教育センター教授(62)を内閣府参与に任命した。内閣府に置かれた原子力安全委員会に助言する。東日本大震災に関連して内閣府の参与が起用されるのは初めて。広瀬氏は旧科学技術庁を経て原子力安全委事務局長、原子力安全・保安院長などを務めた 内閣府参与に元保安院長の広瀬氏 原子力安全委に助言 2011年3月28日23時16分 朝日 http //megalodon.jp/2011-0416-1550-34/www.asahi.com/politics/update/0328/TKY201103280515.html 復興に向けた総理のイメージ 復興構想会議 当面、発言者を明記しない 「匿名」の形で会議議事録を公開するシンクタンク http //megalodon.jp/2011-0415-0207-25/www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110415-761356.html 6月に提言をとりまとめる 主宰、菅直人首相 議長、五百旗頭氏 東日本大震災からの復興計画の青写真を描く。 議長は五百旗頭真・防衛大学校長が務め、建築家の安藤忠雄氏と御厨貴・東大教授が議長代理。特別顧問に 哲学者の梅原猛氏が就く。 構想復興会議のそのほかの議員は、次の通り。(敬称略) 赤坂憲雄(学習院大教授)▽内館牧子( 脚本家)▽大西隆(東大大学院都市工学専攻教授)▽河田恵昭(関西大社会安全学部長)▽玄侑宗久(臨済宗福聚寺 住職)▽佐藤雄平(福島県知事)▽清家篤(慶応義塾長)▽高成田享(仙台大教授)▽達増拓也(岩手県知事)▽中鉢良治(ソニー副会長)▽橋本五郎( 読売新聞特別編集委員)▽村井嘉浩(宮城県知事) 2011年4月11日16時42分 朝日 http //megalodon.jp/2011-0414-1223-49/www.asahi.com/politics/update/0411/TKY201104110301.html 毎日新聞 2011年4月6日 20時42分(最終更新 4月6日 23時24分) http //megalodon.jp/2011-0414-1245-59/mainichi.jp/select/seiji/news/20110407k0000m010082000c.html ◆復興本部(復興対策本部)(仮称) 菅総理大臣と全閣僚からなる。 事務局のトップに事務次官経験者ら官僚OBをあてる。 復興構想会議や与野党協議で出されたアイデアを集約、実現を図る。 4月14日 4時32分 NHK http //megalodon.jp/2011-0414-1452-38/www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/t10015300241000.html 復興実施本部(仮称) 実施本部の本部長代行、亀井国民新党代表 首相と全閣僚、各党1人ずつの代表者で構成する予定。復興構想会議が6月をめどにまとめる提言を元に具体的な法案や政策を策定する。メンバーは自民党から大島理森副総裁、公明党から井上義久幹事長か斉藤鉄夫幹事長代行を想定しているという。 亀井氏は18日にも自民、公明、共産、社民各党の幹事長らと会談し、実施本部への協力を要請。 http //megalodon.jp/2011-0415-0638-30/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000645-san-pol +... 東日本大震災の被害に対する協議機関「復興実施本部」(仮称)を首相官邸に新設し、野党全党に参加を打診する方針で一致したことが14日分かった。首相は自民党の谷垣禎一総裁に「大連立」を呼びかけてきたが、協議機関への全党参加で挙国一致を目指す路線に転換したかたちだ。 会談には北沢俊美防衛相も同席。首相は亀井氏に、実施本部の本部長代行への就任を要請し、同氏はこれを受け入れた。 関係者によると、亀井氏は実施本部の人選を首相から任されており、メンバーには党首クラスではなく、自民党の大島理森副総裁、公明党の井上義久幹事長や斉藤鉄夫幹事長代行の参加を想定している。亀井氏は来週中の設置を目指し、18日に大島氏や石原伸晃自民党幹事長と会談し、協力を呼びかける方針だ。 首相は3月、谷垣氏に副総理兼震災復興担当相としての入閣を求めたが拒否され、大連立は頓挫していた。そのため、閣議決定で実施本部を新設し、野党各党の参加により復興関連法案の成立を確実にする路線に転じた。 首相が全野党に「復興実施本部」参加を打診へ 東日本大震災 産経新聞 4月14日(木)10時48分配信 http //megalodon.jp/2011-0414-1214-27/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000522-san-pol ◆復興本部(復興対策本部)(仮称) 菅総理大臣と全閣僚からなる。 事務局のトップに事務次官経験者ら官僚OBをあてる。 復興構想会議や与野党協議で出されたアイデアを集約、実現を図る。 4月14日 4時32分 NHK http //megalodon.jp/2011-0414-1452-38/www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/t10015300241000.html 地震・津波関連ポスト ◆緊急災害対策本部 3/11~ 本部長、菅首相 副本部長、片山善博総務相、北沢俊美防衛相、松本龍防災相、枝野幸男官房長官 ◆被災者生活支援特別対策本部 4/11~ 本部長、松本防災相 副本部長、仙石官房副長官 本部長代理は片山総務相 メンバーには、松井孝治元官房副長官ら仙谷氏に近い議員 http //www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110319-OYT1T00258.htm 被災者生活支援各府省連絡会議 各省次官らで構成 地震・津波の被災者受け入れ支援について 辻元清美ボランティア担当首相補佐官 http //megalodon.jp/2011-0414-1552-54/sankei.jp.msn.com/politics/news/110316/plc11031609100003-n1.htm 震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議 4/7 東日本大震災の被災者支援に向けて連携するため、ボランティア団体やNPOと政府が情報交換する「震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議」が2011年4月7日、東京都内で初めて開かれた。政府の各省庁が被災地での支援活動を紹介したほか、ボランティア団体らからは政府への要望や問題点の指摘がなされた。 ボランティア団体らから政府への苦情として最も多かったものは、政府が発表する情報が多岐にわたり、発生する問題ごとにどの窓口へ掛け合えばよいのか分かりにくいという点だ。 http //news.nicovideo.jp/watch/nw50674 震災ボランティア連携室 3/16~ 室長、湯浅誠内閣府参与 ボランティアコーディネーターの雇用 検討中 4/15~ 検討中 http //megalodon.jp/2011-0417-0928-14/ceron.jp/url/www.tv-tokyo.co.jp/newsfine/news/post_257.html http //www.tv-tokyo.co.jp/newsfine/news/post_257.html 副大臣らの検討会など 被災地復旧 座長・平野内閣府副大臣 災害廃棄物処理の法的問題に関する検討会議 座長・小川敏夫法務副大臣 http //megalodon.jp/2011-0417-1014-21/www.asahi.com/politics/update/0324/TKY201103240148.html 災害廃棄物処理の円滑化 座長・樋高環境政務官 被災者等就労支援・雇用創出推進会議 座長・小宮山厚労政務官 3/28~ http //www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015xzb.html 被災者向けの住宅供給促進に関する検討会議 座長・池口国交副大臣 3/28~ http //megalodon.jp/2011-0417-1019-31/www.asahi.com/housing/jutaku-s/JSN201103290021.html ◆犯罪対策閣僚会議 全閣僚をメンバーとする http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/31_p.html 被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム 議 長 内閣官房副長官補(内政) +... 構成員 内閣官房内閣審議官 内閣府男女共同参画局長 警察庁生活安全局長 金融庁総務企画局総括審議官 消費者庁次長 総務省大臣官房総括審議官 法務省大臣官房長 外務省総合外交政策局長 文部科学省スポーツ・青少年局長 厚生労働省職業安定局長 経済産業省技術総括審議官 国土交通省政策統括官 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長 防衛省大臣官房長 ワーキングチームの下に幹事会を置く。幹事会の構成員は、関係行政機関 の職員で議長の指名する官職にある者とする。 http //www.cas.go.jp/jp/seisaku/hisaitiwg/konkyo.pdf ◆各党・政府震災対策合同会議 3/16~ 事務局長、藤井官房長官 +... 「政府・超党派で緊密な意見および情報交換を行う」という趣旨で始まったこの会議。政府側からは松本氏のほか玄葉光一郎国家戦略担当相、藤井裕久官房副長官らがわざわざ国会内に出向き、与野党幹部の意見に耳を傾けた。 しかし、約1時間の会議で合意できたのは、政策担当実務者レベルの会議を設置することと18日に第2回会合を開くことくらい。 http //megalodon.jp/2011-0317-1337-13/sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/stt11031708440000-n1.htm http //megalodon.jp/2011-0317-1337-14/sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/stt11031708440000-n2.htm 地震対策に関する政府・民主党連絡会議 3/15~ 民主党 復旧・復興検討委員会 委員長、岡田幹事長 (民主党としての)復旧復興特別立法チーム 3/16~ 座長・中川正春国対副委員長 +... http //megalodon.jp/2011-0317-1337-14/sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/stt11031708440000-n2.htm 「復興税」創設を検討=国債の日銀引き受けも-震災基本法原案が判明・民主チーム 民主党の特別立法チーム(座長・中川正春国対副委員長)がまとめた「東日本大震災復旧復興対策基本法」の原案が1日、判明した。法施行から5年間を集中復旧復興期間と位置付け、復興財源として特別法人税や特別消費税の創設、「震災国債」の日本銀行による引き受けの検討を盛り込んだ。津波被害を受けた土地の国による買い上げも提起した。 原案では、震災からの単なる復旧ではなく、「新たな社会システムの創造を目指す」と規定。首相を本部長、復旧復興担当相を副本部長とする「復旧復興本部」を設置し、事務局として支える復旧復興庁を創設。国は基本計画を策定し、各省の垣根を越え対策に当たる。 2011年4月1日13時11分 [時事通信社] http //megalodon.jp/2011-0414-1255-46/www.asahi.com/politics/jiji/JJT201104010056.html 原発・電力関連ポスト ◆原子力災害対策本部 3/11~ 本部長、菅首相 副本部長、海江田経済産業相 ◆福島原子力発電所事故対策統合本部(政府と東京電力の統合連絡本部) いわゆる「政府東電統合本部」 3/15~ 本部長、菅首相 事務局長、細野豪志首相補佐官 副本部長に海江田経産相と東電の清水正孝社長 傘下に六つの特別プロジェクトチーム(PT) 各PTには関係省庁のほか、東芝、鹿島などの民間企業、米原子力規制委員会(NRC)の専門家なども参加する。 放射線遮蔽(しゃへい)放射性物質放出低減対策プロジェクトチーム 放射線燃料取り出し・移送プロジェクトチーム リモートコントロール化プロジェクトチーム(リモコンPT) 統括、細野豪志首相補佐官 民主党議員や東電、大手ゼネコン関係者に米政府も協力 長期冷却構築プロジェクトチーム 放射性滞留水の回収・処理プロジェクトチーム 環境影響評価プロジェクトチーム http //megalodon.jp/2011-0414-1415-31/mainichi.jp/select/weathernews/news/20110409ddm003040106000c.html http //megalodon.jp/2011-0414-1641-12/www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110414/plt1104141527002-n1.htm 原子力被災者生活支援チーム 原発事故による退避について ◆原子力発電所事故による経済被害対応本部 本部長、海江田経済産業相 事務局長、鈴木寛文部科学副大臣 全閣僚で組織。内閣官房に設置された経済被害対応室が実務に当たる。 経済被害対応室 読売新聞 4月11日(月)16時43分配信 http //megalodon.jp/2011-0414-1241-07/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000769-yom-pol 2011年4月12日 日テレ http //megalodon.jp/2011-0414-1243-36/www.news24.jp/articles/2011/04/12/04180708.html 原子力損害賠償紛争審査会 4/11~ 東電が賠償する範囲などを検討する。経済被害対応本部と連携して、損害賠償の指針を作る。 原子力損害賠償法に基づいて文部科学省に設置された。法律や医療、原子力関連技術の有識者10人で構成する。 http //megalodon.jp/2011-0414-1241-07/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000769-yom-pol 原発賠償機構(仮称)検討 政府は16日、東京電力福島第一原子力発電所の事故の賠償策で、電力各社が資金拠出する「原発賠償機構(仮称)」の設立の検討に入った。 読売新聞 4月17日(日)3時2分配信 http //megalodon.jp/2011-0417-1929-28/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000909-yom-bus_all 原発事故賠償チーム(↑これの事?) 4/10時点で予定 ◆電力需給緊急対策本部 3/13~ 本部長、枝野官房長官 副本部長、海江田経産相、 副本部長代理、蓮舫節電啓発担当相 愛華訪中団 ※ポストとは異なりますが関連要素として記載します。 東電上層部が主体 第1回団長、法務大臣江田五月 http //www15.atwiki.jp/houdou/pages/122.html
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プロジェクトマネージャ試験の勉強法まとめは移転しました 情報処理試験まとめは、まとめwikiより情報処理試験関連情報だけ独立して情報を一新し別サイトに移転しました。 今後ともまとめwikiをよろしくお願いいたします。 移転先の情報処理技術者試験まとめwikiのトップページはこちら プロジェクトマネージャ試験の勉強法まとめ 午後2対策 目次 目次関連ページ 初めに 勉強テクニックなどについて午後2の勉強テクニック 解答テクニックなどについて 文房具の評価 関連ページ 参考書など 参考書など コメントを残す ▲▼ 関連ページ ITストラテジスト試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策データベーススペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策ネットワークスペシャリスト試験の勉強法まとめプロジェクトマネージャ試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策論文の書き方の具体例基本情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験向けデータベース入門情報セキュリティスペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策情報処理安全確保支援士試験の勉強法まとめ午後1 2対策 ▲▼ 初めに モバイル版のページが表示される方は見やすいPC版からどうぞ。画面下部の「PC版はこちら」をクリック 勉強テクニックなどについて 午後2の勉強テクニック 解答知識エリアの絞り込み 仕事の合間に学習することを考えると、すべての知識エリアで論文を用意するのは難しいと思う。なので過去問の出題傾向と自分の好みに合わせてエリアを決めて学習するのが望ましい(出題傾向はみよちゃん本に記載あり)。 お勧めの知識エリアは、タイム、コスト、品質、人的資源の4つ。ここから非常に多く出題されている。次に重要なのはリスクと統合マネジメントだけど、リスクマネジメントは、どんなリスクか明示されていなければタイムでもコストでもいいので前者の4つの知識から流用できるので学習しなくても自然と理解できるし、統合マネジメント(主に変更管理)は、それぞれの知識エリアで論文を記述する際にも関わってくる内容なのでこれも自然に学習ができる項目だと思う。 というわけで、この6つ(正確には前者の4つに注力しつつリスクと統合マネジメントを意識しながら学習する感じ)に的を絞って勉強して、もし他の知識エリアから出題されたらそれは選択しないぐらいでいったほうが効率良く学習ができると思う。 事前にプロジェクトを3つ用意しよう 論文を記述するのに想定するプロジェクトは、問題に対して矛盾なく適用するために3つぐらい用意しておくのが望ましい。 例えば、「1次開発と2次開発をわけて」とか「納期が間に合わなそうだから部分稼働を選択する」というような回答を求められる問題だと、組み込み系の製品開発のプロジェクトは適用するのが難しい。24時間の可用性が求められるという場合は24時間だれかがアクセスする可能性のあるWeb系などがわかりやすいし、夜間のバッチジョブを想定した論文なら、クラサバ型の業務システムという感じで考えたほうが話が通りやすい。理解しやすい想定を適用し採点者にわかりやすく理解してもらうっていうのも必要だと思う。 ちなみに、自分が用意したプロジェクトはこんな感じ。 Webアプリを利用した業務システムの構築 Webアプリを利用した会員向け購買サイトの構築 クライアント-サーバ型のWindowsアプリケーションを利用した業務システムの構築 プロジェクトの規模は固定させたほうが矛盾ない論文が書きやすいようだ。例えば開発期間:○○ヶ月、開発工数:○○人月、ピーク時の要員:○○人、チーム数:○○チーム体制、予算:○○万円という具合に固定し、チーム編成は自分がプロジェクトマネージャでチーム数は2ぐらいがわかりやすいと思う。予算、期間、工数、要員数が想像できないようであれば、そこを知ることから学習しよう。どのぐらいのシステムなら工数はどのぐらいなのか、1人月いくらでプログラマを雇えるのかなど、実際の現実のプロジェクトの数字を知ることも必要だ。 エディタの利用 論文問題に必要な技術は、問題の解答力(構成力)と、手書き能力だと思う。でも、解答力と手書き能力は一致しない。最初から手書きで練習し疲れてしまうと途中で飽きて面倒になってしまう。だから、ある程度できるようになるまで、エディタを使って構成力を養うほうがいいと思う。それで慣れたら手書きで記述して長文を時間無いで書く練習をするのが効率がいいと思う。 自分も論文の演習はすべてエディタでやって、直前の数週間で実際に手書きして手を成らす感じで勉強をした。おかげで効率良く論文の学習ができたので、かなり効率良く勉強ができたと感じてる。 使用するのは、より軽量なエディタのほうが便利。論文では文字数を気にする必要があるので、等倍フォントが利用でき、行数が表示されるエディタがいいと思う。 例えば秀丸エディタのようなものがお勧め。 1行を25文字で記述すれば、4行で100文字。8行で200文字というように計算がしやすい。 勉強の流れ いきなり骨子を作るのは苦労すると思うので、まずは過去問に対して「章立て」と「設問からの抽出」を作成してみよう。問題文に沿った章立てと設問からの抽出を作るのが最初は少し難しいが慣れると簡単にできるようになる。これらができるようになったら骨子を作成し、次に実際に論文を記述するという流れになる。 論文の勉強の流れSETP1 章立てと設問からの抽出問題文の読解力の向上、問題文作成者の質問意図を理解する能力の向上のため SETP2 骨子作成ストーリを短時間で作る構成力の向上のため プロジェクトを運営するための知識の学習 想定するプロジェクトを用意するため SETP3 エディタで実際に論文を記述論文らしい言い回し、知識や定量的表現の入れ方などの学習 SETP4 実際に手で論文を記述長文を書く筋力やテクニック等を実際に身につける 章立ての仕方~骨子の作り方 このページの下部、「解凍テクニックなどについて」の項目にて詳しく記述しています 骨子作成中に手が止まったら 骨子を作ろうとすると、プロジェクトマネジメントにおける知識において「こういう場合はどうなるんだっけ?」とか「もっと具体的な知識がないと解答できない」という部分が結構でてくるので、そうなったらネット等で知識を調べ、実例を参考にしながら骨子を積み上げていくといいと思う。 例えばよくあるパターンが品質に関する問題。ソフトウェアの品質を問う問題で「ソフトウェアの品質を保つには品質を作り込むためのプロセスと品質を確認するためのプロセスが重要である。品質を保つために、あなたはどのようなプロセスを組み込みましたか?」みたいなことが、さらっと書いてある。ここで重要となるのが、「品質を作り込むためのプロセス」「品質を確認するプロセス」って何?ってこと。これは参考書等には記述されていないので、自分で学習するしかない。疑問に思った点を煮詰めていくのが学習なのだ。 ちなみに「品質を確認するプロセス」は、機能性や使用性についてならレビュー、信頼性や効率性ならテストの実施などが該当する。 それを理解すると「じゃあレビューはどうやる?」「テストはどうやるの?」というように具体的なレビュー法、テスト法が知りたくなると思うけど、それらは応用情報等でも勉強するように、ウォークスルーとか、ラウンドロビンとか、インスペクションとか、ブレーンストーミングとか、ブラックボックステストとか、そんな知識と結びつき、知識と実践が結実するという感じになる。 論文問題の学習の流れ「ソフトウェアの品質を保つには品質を作り込むためのプロセスと品質を確認するためのプロセスが重要である。あなたが関わったプロジェクトにおいて品質を保つためにどのような試作を取り入れましたか?」みたいな設問がある 私は品質を保つために品質を作り込むプロセスを、こうこうこういうように工夫したみたいな話にしたい 私は品質を保つために品質を確認するプロセスを、こうこうこういうように工夫したみたいな話にしたい じゃあ、品質を作り込むプロセスと確認するプロセスの具体例を知らないと解答できないな・・・ 品質を保つソフトウェアの開発手法や確認する手法について学習しよう・・・ このように論文の骨子を作ろうとするごとに「あ、この知識がないと書けないな」ということがわかってくるので、その部分をネットや参考書を利用して探す。これが重要。これが結構大変なのだが、過去問で一通り勉強すると新傾向の設問でない限り、ほとんど応用できるので合格率を確かなものにするためにはいいと思う。 骨子を用意して自分の黄金パターンを見つけるのが重要 論文の骨子を考えていくと、自分の用意したプロジェクトパターンに合う骨子が貯まっていくと思う。 そうすると、自分の得意な黄金パターンがあることがわかってくると思う。そのパターンが理解できるようになると、論文の解答が楽になる。 例えば、プロジェクトの話なんで、明らかに自分たちに落ち度がある失敗で問題が発生しただと、そもそも自分たちの責任になってしまうので、なかなか自分たちが問題の発生源になることが難しい。かといって、相手の都合による仕様変更とかも、じゃあそのリスクをあらかじめ考慮してなかったの?という話になってしまう。そうなると、予見することが不可能で、でも発生してしまった。もちろん事前にリスク回避を検討したけど、実際に顕在化してしまったので、対策しなきゃみたいな話にならざるを得ないと思う。 で、骨子を作っていくと、たまたま失敗してしまったパターンみたいなものが見えてくるので、そういうパターンを見つけていくのが重要。 例えばよくあるパターンだと思われるのがこんな感じ。さらにそれぞれのパターンが自分の用意したプロジェクトと合致する必要があるので、それらを考慮して一つのシナリオを作り上げていくことが重要だと思う。 ユーザ企業のキーマンが多忙、理解力不足で要件定義が進まない対処法:専任の担当者を任命することを要求したり、設計レビューにユーザ企業の人間を参加させたりとか 用意するべきプロジェクト:理解力不足とかの設定ならWebアプリ形式に決定したがWebアプリについて詳しくないとかの設定に ユーザ企業の経営方針変更で仕様変更が発生した対処法:上位管理者に相談したりとか、部分稼働するとか、別途予算を要求するとか 用意するべきプロジェクト:部分稼働とかだとオープンを告知してしまったWebサイトの設定とか 協力企業の要員の能力不足対処法:要員交代等 用意するべきプロジェクト:基本的には何でもよさげだけど、クラサバ型のシステムが無難? こんな感じで、基本的にはどんなパターンでも、人間や品質の問題が納期に影響を与え、その納期の遅延がコストに影響を与えることになるので、ある程度の論文パターンを身につけることができれば、それをどんなものにも応用できるようになる。さらにそれぞれの兼ね合いで、いちばんしっくりするプロジェクトを適合して論述するようにすれば完璧だし矛盾が無くなる。 筆記用具を揃える 学生の頃はどんな筆記用具でも余裕で長文を書けたようなイメージがあるけど、書き慣れなくなると筆記用具で長文を書くのが辛くなっていたりする。 それでも良い筆記用具を使うと疲れずに長文をかけるようになるみたい。 いろいろな筆記用具関連のサイトを見ると、手の疲れは筆圧や書き方、筆記用具の性能に依存するようなので、自分の使いやすい筆記用具を使うとかなり改善されるようだ。 自分も筆圧が強くすぐに手が疲れて困っていたけれど、筆記用具をいろいろ試して、長文を書くごとに疲れずに書けるような方法があることに気がつくことができた。疲れて長文が難しい人はいろいろ試してみるといいと思う。 自分が、実際に使ったのは、三菱鉛筆のαGELグリップのクルトガ機構搭載タイプ、パイロットのドクターグリップ。替え芯はぺんてるのハイポリマー For Proの2Bの替え芯。 原稿用紙を用意する 手書きで練習する際には実際に原稿用紙を用意して記述するようにしよう。レポート用紙などに手書きで記述していると、どうしても文字サイズが異なるので本番時に違和感を感じてしまうからだ。 本番の解答用紙は手に入れることができないが、サイズはA4でそこに400字を記述するような解答用紙なので、市販のA4サイズの400字詰め原稿用紙を購入して実際にそれで手書き練習をするのがおすすめ。実際にマス目の大きさにも違和感なかったし、本番に近い環境で練習できるのはきっとメリットがあると思う。 書けなかった漢字はメモる PCに慣れていると、手書きで漢字がなかなか書けなくなってしまっていることに気がつくと思う。 論文の演習中にPCを使って文字を調べるのは良いとしても、それだけだとまた忘れて書けなくなる事が多い。なので、書けなかった漢字は、どこかにまとめてメモしておいたほうがいいと思う。で、あとから見直して漢字を勉強する。まったく書けなくなっているのなら、本格的に勉強する必要があるけれども、ちょっとど忘れしている程度ならば、あとから見直せば思い出せるはずなので、メモしておいて、本格的な学習に利用したり、試験前日に見直して記憶を呼び覚ましておくようにしたほうがいいと思う。 ▲▼ 解答テクニックなどについて 解答用紙への工夫 実際の試験では、解答用紙として週刊誌や青年漫画誌のように紙が二つ折りにされ、真ん中がホチキスで留められている冊子が配られる。ちょうど、IPAの各試験の午前、午後の問題冊子のような形状である。その1ページに400字詰め原稿用紙のマス目が印字されている。つまり1ページの裏表に両方記述をすることになる。紙質は厚手の原稿用紙のような感じで、多少、つるつるした感じである。 ここで二つの問題が発生する。 一つは裏移りの問題である。1ページの裏表に記述するので、表を書いた後に裏を記述すると表に書いた時が裏移りしてしまうのである。下敷きが使えればいいのだけど、持ち込んでいい筆記用具に下敷きは含まれていないため利用できない。なので特に筆圧の強い人、濃い鉛筆を使うと汚くなってしまい、採点者の印象も悪くなりかねないという懸念がある。 二つ目の問題は書き心地が変化してしまうことである。説明が難しいけど、週刊誌の表紙に文字を書こうとすると、机と表紙の間に何枚も紙があるので、当然、書き心地は柔らかい。ところが、裏表紙に文字を書こうとすると、今度は机と裏表紙の間には紙が一枚もなく、机と直接接しているので、書き心地が堅くなる。前述の通り解答用紙も週刊誌のように二つ折りにされているので、1ページずつ記述をしていくと、書いてる紙と机の間の紙の枚数が変化してしまう。この変化が以外と苦痛で、このおかげで手が痛くなったりする。そこで、完全に解答冊子を折り返してしまい、机と記述している紙の間の枚数を一定にさせるようにすると変化が無くていいと思う。よく、満員電車で新聞の読みたい面を折り返して読んでいる人が居るけど、あの要領。単語帳やスケッチブックのようにくるっと裏側に一周させるイメージ。 ところで関係ないが、会場によっては、かなり机の状態が酷いこともあるようだ。特に古いテーブルで木目がデコボコしているようなところもあるらしい。そういうところはボール紙が配布され、それを下敷きがわりに使うように指示されるらしい。このような可能性も考えて、シャープペンの芯などは異なる硬さのものを用意するとかするといいかもしれない。 設問から題目を作成する 論文は最初に問題を読んで、それから設問を理解して解答しようとすると、解答する内容がブレてしまうことが多い気がする。 だから、最初は問題を読まず、どんな解答を求められているか設問から章立てをすることがぶれない解答をする近道だと思う。 もちろん実際の試験では3問中1問を選択するので、問題を読んで選択するわけだけど、実際に解答するときは設問から章立てして、それから問題文を熟読して解答するのが合格への近道だと思う。 例えば、平成19年の問1だとこんなかんじ。問題文を読まずに設問だけで章立てするとこんな感じになる。過去問はIPAのサイトからダウンロードできる。 1 私が携わったプロジェクトについて 1.1 私が携わったプロジェクトの概要 1.2 関係者との交渉が必要になった問題と背景 2 問題解決の手順と合意に至った解決策について 2.1 問題を解決するための手順 2.2 交渉時の双方の主張、説得した内容、譲歩した内容、合意した解決策 3 施策の評価と今後の改善について 3.1 手順と解決策についての評価 3.2 今後どのように改善したいと考えているか これが求められている内容をすべて網羅した章立て=論文の流れとなる。場合によっては問題文を読むことで多少は変化してくることもあるが、90%ぐらいはこのままの構成が利用できる。こうすることで問われている内容から大きく乖離することなく解答できると思うし、論文を構成することができると思うので、試してみるといいと思う。 問題文から解答すべき項目を列挙する 章立てをすることでどのような論文の流れになるか道筋が見えたと思う。次は具体的に何を記述すればいいかをまとめる必要がある。 みよちゃん本にも書かれているように、このような論述問題では「あなたはプロジェクトマネージャですよね?なら、実際にこういう経験していますよね?そういうときこんなことをしていますよね?で、そのときどう考えてどう行動したんですか?」みたいに聞かれている。これらの具体例は実は問題文の中に記述されている。なので、それをピックアップして、さっき構成した章立ての中に入れていく。 具体的にはこんな感じ。同じく平成19年の問1。 1 私が携わったプロジェクトについて 1.1 私が携わったプロジェクトの概要 1.2 関係者との交渉が必要になった問題と背景 ※利用部門や協力会社に関わるような関係者との問題が発生 ※開発範囲の認識が異なる、リスク顕在化で納期遅延が発生 2 問題解決の手順と合意に至った解決策について 2.1 問題を解決するための手順 ※関係者と状況の認識を合わせる ※問題の本質を理解して、選択肢を複数立案して、優先順位を付け、最善方法をみつける 2.2 交渉時の双方の主張、説得した内容、譲歩した内容、合意した解決策 ※相手との要望が異なり、互いに妥協する過程 3 施策の評価と今後の改善について 3.1 手順と解決策についての評価 ※もちろん顧客が満足で終了 3.2 今後どのように改善したいと考えているか ※さらにこうすればよかったという記述 このように問題文から抜粋して各章に割り振ることで、具体的にどんなことを記述すればいいのかが見えてくる。あとは、この具体例に合わせて骨子を作るだけ。今までエディタでシコシコと論文の骨子を作成して養った構成力が役に立つ。 ストーリ(骨子)を作る あとは作成した章立てに従ってストーリーを考える。最初からいきなりかくと後から整合性がとれなくなることがあるので、最初にうちに骨子を考えてから書き始めるのがお勧め。具体的には、問題選択に5分、章立てや骨子の作成に15分、残りの90分で書き上げて、残りの10分をチェックに使用する感じがベストだと思う。90分で書き上げるのは手書き能力。15分で骨子を作るのは構成力。 では、実際にどんな感じでストーリーを作るのか。具体的にはこんな感じ。同じく平成19年の問1。ここまでくると問題文をみなくても章立てだけで論文が作れる。これを記述すると時間がかかるから、問題文にアンダーラインを引いたり、章番号を書いたりすることで対応しよう。 1 私が携わったプロジェクトについて 1.1 私が携わったプロジェクトの概要 ▼基幹業務システムの開発 保守契約切れに併せて再構築のため遅延許されない 1.2 関係者との交渉が必要になった問題と背景 ※利用部門や協力会社に関わるような関係者との問題が発生 ※開発範囲の認識が異なる、リスク顕在化で納期遅延が発生 ▼ユーザ企業から口頭で伝えたという仕様変更の要求がありリスク顕在化 2 問題解決の手順と合意に至った解決策について 2.1 問題を解決するための手順 ※関係者と状況の認識を合わせる ▼伝えていたつもりが、自社では把握せず、どちらの責任にもならないという結論に ▼変更しないと業務に使えないが、それを変更すると時間がないという認識は一致 ※問題の本質を理解して、選択肢を複数立案して、優先順位を付け、最善方法をみつける ▼複数立案したが、弊社としては納期を遅延してもらうしかないという結論 2.2 交渉時の双方の主張、説得した内容、譲歩した内容、合意した解決策 ※相手との要望が異なり、互いに妥協する過程 ▼顧客はとりあえず納期だけはなんとかして欲しいという要求 ▼幸い、仕様変更部分は月集計に関する部分なので、最初の1ヶ月では必要の無い機能。部分稼働はどうか? ▼顧客も同意し、まずは日次機能を稼働させ1ヶ月以内に月集計機能を実装で合意 3 施策の評価と今後の改善について 3.1 手順と解決策についての評価 ※もちろん顧客が満足で終了 ▼無事うまくいきますた 3.2 今後どのように改善したいと考えているか ※さらにこうすればよかったという記述 ▼そもそも口頭うんぬんが問題なのでそれを解決できればよかった 論文の流れの必勝パターン プロジェクトマネージャ試験の論文を読んでいくと「だいたいこんな流れの解答を期待しているんだろうな?」というのがわかってくる。そのあたりが理解できるとしめたもので、難なく解答ができるようになると思う。 それが、この論文のおおまかな流れの必勝パターン。具体的には、こんな感じの流れになっている。 あるプロジェクトがある そのプロジェクトのはある特徴がある その特徴のためプロジェクトにはリスクが内包している リスクが顕在化しないように事前対策を複数検討し選択する でも、その特徴が原因で、どうしても回避できないリスクの兆候を発見してしまった さらに対策を検討する でもリスクが顕在化してしまった そのために事後対策を複数考えて選択する リスク回避できたが予定と違うことをしたので、別リスク発生の可能性 その予防策も考える うまく収まってめでたしめでたし。でもこうすればもっとよかったかも 骨子を作ったら、そこから話を膨らませていくわけだけど、基本的にはその骨子の結論やストーリーの道筋をたどるために、字数や設問に合わせて、上記の黄金パターンからいくつかを選択して解答するようにする。こうすると、簡単に肉付けができるし、PMとして考えた理由も理解できるということになる。 しかし、論文中では、これらすべての解答が求められているとは限らない。例えば、「絶対に納期が許されない状況。なぜか納期遅延の可能性がでてきた。どうしましたか?」みたいな論文を求められていると仮定しよう。この場合では事前対策や兆候の発見までは問われていない。いきなり納期遅延リスクの顕在化であり、その顕在化したリスクに対する対応策だけを回答として求められている。すると、こういうパターンを選択することになる。 ○あるプロジェクトがある ←これは設問アとして絶対に存在する ○そのプロジェクトのはある特徴がある ←これは設問アとして絶対に存在する ×その特徴のためプロジェクトにはリスクが内包している ←いきなりリスク顕在化なので問われず ×リスクが顕在化しないように事前対策を複数検討し選択する ←いきなりリスク顕在化なので問われず ×でも、その特徴が原因で、どうしても回避できないリスクの兆候を発見してしまった ←いきなりリスク顕在化なので問われず ×さらに事前対策を検討する ←いきなりリスク顕在化なので問われず ○でもリスクが顕在化してしまった ←問われている内容 ○そのために事後対策を複数考えて検討する ←問われている内容 ▲リスク回避できたが予定と違うことをしたので、別リスク発生の可能性 ←あるとなお良い ▲その予防策も考える ←あるとなお良い ○うまく収まってめでたしめでたし。でもこうすればもっとよかったかも ←これは設問ウとして問われる可能性アリ ○は必須に解答すべきこと。最初の二つの○は問アに該当する部分。 ▲は記述するとなお良いけど、場合によっては字数がたりなくなるので考えて追加するべし。 ×は合否に関係しないからスルー。 みたいな感じで肉付けができると思う。 で、さらにその内容を突き進めて骨子を埋め込んでいくと、例えばこんな感じになる。 ○そのプロジェクトのはある特徴があるWebアプリを利用した基幹システム。かつ納期遅延が許されない ○リスクが顕在化してしまったWebアプリに詳しくなく操作性に関する要件定義が進まなくなって遅延しそう ○そのために事後対策を複数考える案1 要件定義を円滑に進ませるために要件定義の責任者の設置を顧客に求める 案2 プロトタイプ手法を採用 ○プロジェクトの特徴を考慮して、その複数の案から最善案を選択するユーザにとってもっともわかりやすいと思われるからプロトタイプを選択 ▲リスク回避できたが予定と違うことをしたので、別リスク発生の可能性プロトタイプ手法の採用でかえって作り込みが増え遅れないか? ▲その予防策も考えるあくまで操作性に限定したプロトタイプにするよう両社で合意 ○うまく収まってめでたしめでたし このようなプロジェクトマネージャにとって王道の考え方に従って、問題発生の理由、プロジェクトの特徴、その解決法をうまく組み合わせると、旨い具合に論文が肉付けできると思う。 章中の流れの必勝パターン もう一つのパターンが一つの章の中で記述すべきパターン。 みよちゃん本でも記述されているようにシステムアーキテクトの論文でなく、プロジェクトマネージャの論文なので、マネジメントする立場になって論文を記述していかなければならない。そのためには、以下のようなパターンを多様するとマネジメントっぽい感じになる。 具体的にはこんな感じ。 ある問題が発生した(発生しそう) 原因を調査した その原因に対する対策として○○を実施させた なぜなら○○が○○だから○○だと考えたからである たったこれだけ。具体的な論文になるとこんな感じになる。 ある問題が発生した(発生しそう)納期遅延が発生しそう 原因を調査した調子したところ今回の開発で使用するテクノロジでの開発経験の無い要員が多かった その問題に対する対策として○○を実施させたそこで経験者がサポートしたり、週に二回勉強会を開き技術を習得させるようにした なぜなら○○が○○だから○○だと考えたからであるなぜなら勉強会に時間がとられるが、技術習得が遅れると後々に重大な遅延になりかねず、早期に実施すべきだと考えたからである こうすると、かなりプロマネっぽい論文になると思うけどどうだろうか? こういうパターンでなく、○○だった。だから○○した。それで○○だ。という感じだとBランクになってしまう可能性が高いんじゃないかと思う。例えばこんな感じ。 納期遅延のリスクが顕在化しそうだった そこで経験者に新人の教育を実施させた。 その後進捗が挽回しはじめ最終的に納期が守られた。 納期遅延が発生しそう 調査したところ今回の開発で使用するテクノロジでの開発経験の無い要員が多かった そこで経験者がサポートしたり、週に二回勉強会を開き技術を習得させるようにした なぜなら勉強会に時間がとられるが、技術習得が遅れると後々に重大な遅延になりかねず、早期に実施すべきだと考えたからである この二つと見比べてみると、やはり後者のほうが良いような感じがする。 知識を散りばめる これでなんとなく体裁は整ったが、さらに知識をちりばめてアピールすると、より合格論文に近くなると思う。 具体的には、実施した施策の根拠となるツール、理論、必勝法などを記述する。そうすると、前章の例もグッと厚みが増してくる感じにみえる不思議。 実際に記述するとこんな感じ。 納期遅延が発生しそう 各チームリーダや現場の人間から本音を聞き出すため個別にミーティングを実施し、特性要因図を利用して原因を分析した その結果、今回の開発で使用するテクノロジでの開発経験の無い要員が多かったことが主な原因であることがわかった これらの対処には要員交代したり、開発要員を同室で作業させるなどの改善なども考えられる しかし、今回は経験者がサポートしたり、週に二回勉強会を開き技術を習得させるようにした なぜなら、ただちに経験豊富な要員を集められることは現実的でないからである そして勉強会に時間がとられるが、技術習得が遅れると後々に重大な遅延になりかねず、早期に実施すべきだと考えたからである また過去の類似プロジェクトの結果から要員教育の効果で成功した例が多くこの例が参考になると考えたからだ みたいな感じでどんどん加筆して知識をいれてしまう。すると、なんか偉そうな論文に見えてくる感じがする。 分析手法やツールはいろんな場面でちりばめる知識として利用できる。そのため、それらを暗記しておくことが重要になる。で、ここで「必勝パターン」がでてくることになるのだが、やはり「必勝パターン」の暗記は重要だと思う。 論文中に使える必勝パターンは例えばこんな感じ。 発生確率・影響度マトリクス インスペクション、ウォークスルー、ラウンドロビン デルファイ法、過去の類似案件からの類推 特性要因図、パレート図 ミーティング、個別面接 定量的な解答をする 知識をちりばめるのと同様に、所々に定量的な表現を入れることも大事だと思う。数字が入ると説得力が増すからだ。だけど、実際の論文との内容で矛盾が生じるかもしれないので結構難しいところだと思う。 例えば定量的な表現をいれるとこんな感じになる。 納期遅延が管理上限の進捗10%以上の差違が発生しそう 各チームリーダや現場の人間から本音を聞き出すため個別にミーティングを実施し、特性要因図を利用して原因を分析した その結果、今回の開発で使用するテクノロジでの開発経験の無い要員が多かったことが主な原因であることがわかった これらの対処には要員交代したり、開発要員を同室で作業させるなどの改善なども考えられる しかし、今回は経験者がサポートしたり、週に二回勉強会を開き技術を習得させるようにした なぜなら、ただちに経験豊富な要員を集められることは現実的でないからである そして勉強会に時間がとられるが、技術習得が遅れると後々に重大な遅延になりかねず、早期に実施すべきだと考えたからである また過去の類似プロジェクトの結果から要員教育の効果で成功した例が多くこの例が参考になると考えたからだ 実際に過去の例では勉強会の実施で一時的に5%の進捗率低下となるが、その後持ち直し、対策をしない場合より10%の納期短縮されていた こんな感じ。この例は割合で記述しているが、具体的な工数や金額で答えられればそのほうが良いと思う。 定量的な言葉として使いやすいものは以下のような感じ 進捗率、工数、ステップ数 レビューの指摘件数、指摘密度 テスト数、密度、網羅率 不具合の発見件数、発見密度 レスポンス時間、バッチの処理時間、システム停止時間、要望された機能の実装率 検討した結果を複数用意する これはすでに今までの中の話で取り上げているので短く説明すると、だいたい一般的には対策が複数考えられる。しかし、そのうち対策として実施するのは一つか二つのことが多いと思う。それは他に考慮すべき事柄があって、それを採用できないことが多いから。 もし字数や時間的に可能であれば、一般的な対策は、これと、あれと、それと、と複数ある。しかし、このプロジェクトでは、こうで、ああで、ほげほげだから、その中から最も可能性の高いこれを選択せざるを得なかったというような記述にすることで、より合格論文に近づくと思う。 でも、これをやるには、最初の設問アでちゃんとそれを選択できない理由があるという説明がされてないと説得力が薄まってしまうので、そのあたりから考えて骨子を作る練習をしておく必要があると思う。設問アってただプロジェクトの特徴を説明するだけでしょ?と考えると痛い目をみると思うのは、そういう理由があるから。 なぜリスクが顕在化して、なぜ複数ある対策の中から論述した対策を選択したのか、すべてはプロジェクトに特徴があるからそういう論述になるわけで、実は設問アというのは、論文を作成する上でかなり重要だと思う。 変更したことに対して発生するリスクを考慮する これもすでに述べているのに簡単に。 進捗遅延しました。その対策をするために作業工程を見直したり、ファストトラッキングして進捗遅延を挽回しました。めでたしめでたし・・・ もちろんこの書き方では、どんだけ進捗遅延してるのか定量的でないし、なんでファストトラッキングを選択したのかわからないし、複数の案を検討してないからダメダメ論文になるわけど、それとは別に、そんなに簡単に作業工程を見直したりファストトラッキングして回復するなら、最初からしとけばいいじゃん。だってそのほうが早く終了するからいいでしょ?っていう話になってしまう。なんで最初にやっておかないの?ということに。 つまり、プロジェクトは最初から正しくマネジメントされていて、でも不可抗力の問題が発生して、その対応策としてやむなく実施したみたいに成らざるを得ないと思う。その実施策は本来とは違うことを実施しているわけで、逆に言えばリスクを多少犯してでも、何かを守るべきために実施していることになる。だったら、その施策を実施することに対するリスクも考慮している姿勢を示せば完璧なものになると思う。 でも、実際にはここまで書いている人は少なそうなので、もし字数が足りないとか、何か物足りないという場合に付け足しとして記述しておくといいと思う。例えば、要員を追加投入してクラッシングで進捗の挽回を狙うが、それは単体テストのみで実施し、実際にはテスト計画書に従って作業する要員なのでプロジェクトや要件に対する知識がなくとも実施できるから、みたいに記述すれば、ああそのリスクも理解していて、リスク低減できるから採用したんだなっていう話になる。 ▲▼ 文房具の評価 紙質 紙質は、午後1はマークシート用紙のような、わりと色が乗りやすいタイプの紙で応用情報の午後と同じような感じ。午後2はどちらかというと若干つるつるして色が乗りにくい感じだった。 そのため、手の疲れ防止のため2Bを午後1で使うと非常に書きにくく文字が汚くなる傾向があるように感じた。しかし午後2は若干つるつるしているので、2Bでも十分に記述が可能だった。なので、手の疲れが激しい人は午後1をHB、午後2をBか2B(受験票にはHBかBを指定)などと使い分けたほうがいいと思う。 文房具 自分はパイロットの「ドクターグリップ Gスペック」と三菱鉛筆の「ユニ アルファゲル クルトガエンジン搭載タイプ」を利用してみた。 ドクターグリップはとても重心のバランスが良く書きやすい印象があった。ユニアルファゲルのクルトガ搭載タイプも同様、書き心地は問題ないのだが、つかれにくさではドクターグリップのほうが上に感じた。 しかし、実際に利用してみると、特に2Bの芯では、すぐに芯が減るので、どんどん文字が太くなってしまう。その場合にはクルトガ搭載タイプのユニアルファのほうが、常に芯のとがった部分を利用できるので、書き心地が維持され非常に書きやすかった。ところが、HBなどの堅い芯で午後2の論文の解答用紙のようなツルツルした紙に記述しようとすると、逆に芯のとがった部分のみ紙に接するため、芯のひっかかりを感じて書き心地がものすごく悪くなった。 そのため、柔らかい芯→クルトガ搭載タイプ、硬い芯→ドクターグリップなどと使い分けたほうがいいと感じた。 しかし、このあたりは書き方によっても随分違うと思うので、実際に試してリスクを軽減するか、異なる芯やシャープペンを複数持ち込むなどのリスク回避を検討したほうがいいと思う。 ▲▼ 関連ページ ITストラテジスト試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策データベーススペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策ネットワークスペシャリスト試験の勉強法まとめプロジェクトマネージャ試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策論文の書き方の具体例基本情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験向けデータベース入門情報セキュリティスペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策情報処理安全確保支援士試験の勉強法まとめ午後1 2対策 ▲▼ 参考書など 参考書など 参考書の選び方 結論としては、通称「みよちゃん本」と呼ばれる情報処理教科書 プロジェクトマネージャをお勧めしたいと思う。この参考書は非常に優秀でお得。理由は以下の通り。 PMBOKなどの知識、実践に関する知識が簡潔ではあるが箇条書きでまとめられている プロジェクトマネジメントに関係する知識について重要なもは巻末に説明がある 平成14年以降の午後1の問題、解説、解答例が網羅されている。午後1解答テクニックも詳しい。 平成14年以降の午後2の問題、解説、論文例が網羅されている。論文テクニックも詳しい。 このように過去問の解説や基本最低限の知識などが網羅されている。基本的にはこの本に記述されている内容+ネットで調べられる内容で合格できるし、論文例が網羅されてるから別途、論文対策の参考書も必要無い。 ただしデメリットもある。 プロジェクトマネジメントに関する知識の詳細な解説が無い(概略的なものはある) 実際の業務におけるケーススタディ集や、事後対策等の記述もほとんど無し なので午前2レベルの知識を深く学習したかったり、PMBOKの細かい説明が欲しい人は、それらを解説しているような参考書が別途必要になると思う。もし深いところを知りたいと思った場合には「PMBOKをどうやって実際の仕事に活かすのか」といったことを解説している事例集を購入したほうがいいと思う。これらは実際のプロジェクトにならって紹介されているので、論文対策にも利用できる。 逆にPMBOKの入門本とかは、PMBOKの概略を示しただけでテスト対策として有用とは思えなかった。 ▲▼ 2018年おすすめの参考書一覧 ▲▼ 過去問の入手方法 平成16年(2004年)以降の過去問と論文以外の解答は午前、午後ともIPAのサイトからダウンロードできる。従って、特に問題集等は買わなくてもいい。 また、みよちゃん本情報処理教科書 プロジェクトマネージャを購入すると、翔泳社のサイトから平成14年以降の全論文問題、参考論文例、論文解説、午後1問題の解答解説が手に入る。そのためみよちゃん本を購入すれば、特に専用の論文実例集や午後1問題解説集などは購入しなくてもいい。 ▲▼ コメントを残す テストの投稿 -- 名前 (2011-08-15 18 20 55) まったくの未経験者です。「予算、期間、工数、要員数が想像できないようであれば、そこを知ることから学習しよう。どのぐらいのシステムなら工数はどのぐらいなのか、1人月いくらでプログラマを雇えるのかなど、実際の現実のプロジェクトの数字を知ることも必要だ。 」とありますが、具体的な学習方法を教えていただけないでしょうか?論文を書く前に、その前提の事前に用意しておくプロジェクトがイメージできず困っています。 -- nao (2017-12-11 16 20 50) コメントありがとうございます。具体的には「プログラマ 1人月 単価」「システム開発 予算 工数」「システム開発 規模 工数」などでgoogle検索し、プログラマに1ヶ月お願いするとどの程度のお金が必要なのか、どの程度のシステム開発をするとどの程度の工数になるのかということを地道に調べていくことをおすすめします。回りくどいと思うかもしれませんが、このあたりの感覚がしっかりとしていないと実際の開発現場と想像上のプロジェクトとで乖離や矛盾が発生してしまい、採点者が読んでも説得力を欠いたものになってしまいます。逆に言うと、いまプロジェクトをイメージできないのは、技術者一人にお願いするといくら必要なのか、どの程度のシステムではどの程度の工数が必要なのかを理解できていないということと等しいと思います。そのあたりを上記のワードなどで検索し、ある程度の理解をすることで、より矛盾なく説得力のある合格論文に近くなると思います。実は、何もわからず手探り状態の今が一番大変で先行きが見えない状況なのですが、ここが一番の頑張りどころで、ここをクリアすればゴールは見えてきますので、不安かもしれませんが調べてみてください。あとから、あの時調べたことが役立ったと思う時がくると思います。それでは頑張ってくださいね。 -- 管理人 ご返事ありがとうございました。私は、SI業者に発注する側の人間で、要は業者に丸投げ状態。これじゃダメだと思い来年PMを受ける予定です。 -- nao (2017-12-12 08 41 35) 名前 コメント 2017年12月24日 (日) 13時03分16秒 trackback
https://w.atwiki.jp/okusama_radiation/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/71.html
C 院内感染対策 小項目 院内感染対策委員会,院内感染サーベイランス,院内感染対策チーム(ICT),標準予防策,感染経路別予防策,抗菌薬の適正使用,薬剤耐性菌,針刺し事故 102H14 HBs抗原陽性の入院患者を診察する際の感染対策として必ず行うのはどれか。 a 病室を個室にする。 b 病室に入るときはガウンを着る。 c 病室に入るときはスリッパに履き替える。 d 採血するときは手袋をする。 e 使用済み注射針はリキャップして廃棄する。 × a × b × c ○ d × e 正解 d 101D30 72歳の男性。3日前からの発熱と湿性咳嗽とを主訴に来院した。10年前から高血圧と糖尿病とで内服治療中である。体温 38.5℃。呼吸数 24/分。右下肺野にcoarse cracklesを認める。喀痰は膿性で,Gram染色によりグラム陽性双球菌を認める。 入院後の対応として必要なのはどれか。 a 病室専用のスリッパに履き替える。 b 診察する際にガウンを着用する。 c 病室ではN95マスクを着用する。 d 患者と接触する前後に手を洗う。 e 陰圧個室に入院させる。 × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 肺炎球菌肺炎 100E48 院内感染防止策として最も重要なのはどれか。 a 手洗い b マスク着用 c 感染創消毒 d 抗菌薬投与 e 汚染物廃棄 ○ a × b × c × d × e 正解 a 99B48 医療廃棄物容器の内部の状況を別に示す。 (画像クリックで拡大) 感染や針刺し事故防止の対策が守られているのはどれか。 a ① b ② c ③ d ④ e ⑤ × a × b × c × d ○ e 正解 e
https://w.atwiki.jp/fezrine/pages/15.html
実際に行われた対策を紹介します。 部隊のホームページを作成する 対策として行った訳ではないものの部隊HPの掲示板に掲載されたメールアドレスから部隊クラッシャーであることを早期に突き止めることが出来た、という実績があります。 予防策としてはお勧め出来ますが、最近では公式SNSが存在しているので難しいところです。 部隊再編成 部隊を守る最終手段です。
https://w.atwiki.jp/setuden/
停電対策グッズ 照明の停電対策 乾電池式 LEDランタン LEDを使ったランタン電力消費が少なく電池が長持ち 充電式 LEDランタン 乾電池の必要がなくコンセントからの充電で使用 ソーラー充電式LEDランタン 太陽光ソーラーで充電 冷蔵庫の停電対策 保冷剤とクーラーボックス 3時間程度の停電ならばほぼ問題ないが、夏場や長時間の停電となるとクーラーボックスに保冷剤を入れて保存することをお勧めする 停電時の電力確保 家庭用 発電機 ガソリンを使った家庭用発電機で電力確保 無停電電源装置 PCを停電から守るために使用
https://w.atwiki.jp/doujin_vinfo/pages/19.html
★Avast!、カスペルスキー、ウィルスバスター2009、ニフティオンラインスキャンでも感知できず改ざんがあったようです。 現状できることは以下のとおり【2009/5/18 23 00時点の情報です】 WindowsUpdateを最新にする やり方→WindowsUpdateのやり方 SP(サービスパック)は最新のものをあてること パッチは5月の最新のものが配布中 ★ウイルスバスターのInternet Explorer 8.0(以下IE8)対応について 手動(下に黄色のシールドからの更新しない場合)でのWindowsUpdateには IE8が含まれます。 【トレンドマイクロ製品における Microsoft Internet Explorer 8 の対応について】 http //esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2064814.aspx 個人向けのウイルスバスターの2008、2009、14、16が対応済みです。 ウイルスバスター月額版・90日版も対応済みです。 (2009年5月22日時点/記事は2009年5月22日更新) 【ウイルスバスター製品のサポート期間について】 http //www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=1143 ウイルスバスター2007以前をご使用の方は、2008もしくは2009へのアップグレードをしてください。 ウイルスバスター2007は、2008年12月31日にてサポートが終了しています。 ※Windows2000をご使用の方は、ウイルスバスター2007を使用してください。 ウイルスバスター2008以降ではWindows 2000をサポートしておりません。 (2009年5月22日時点/記事は2008年9月19日更新) ※ウイルスバスター2009のバージョン確認方法 →画像で説明 ①以下の順にバージョン情報まで行く。 [メイン画面を起動]→[ヘルプとサポート]→[バージョン情報] ②バージョン情報の「プログラムバージョン」の部分を確認。 ★Windows Xp SP3インストール時に発生する無限ループ http //cgi.sainet.or.jp/~kouji/ugoke3/pcsub50.htm AMD使用でSP3にするとメーカーがHP以外でも故障する恐れがあるので 必ずパッチを当ててからにするように(リブート繰り返します) ファイアウォールを有効にし、以下のIPを遮断する gumbler.cn 94.229.65.160/27(94.229.65.160 - 94.229.65.191) zlkon.lv 94.247.2.0/23 (94.247.2.0 - 94.247.3.255) martuz.cn 95.129.145.58 95.129.144.0/23 (95.129.144.0-95.129.145.255) Botnet C C BackDoor Connection 78.109.29.112 ★ソフト別設定方法 ※ avast!にはファイアウォール機能が備わっていないため、 IP遮断には別途ファイアウォールを導入する必要があります。 またファイアウォールによってはIP遮断ができないものもあるので、 その場合にもIP遮断のできるファイアウォールの導入をおすすめします。 → フリーのファイアウォール ●ZoneAlarm http //download.zonealarm.com/bin/free/jp/download/znalm.html ●PC Tools Firewall Plus http //www.pctools.com/jp/firewall/ ●Comodo Firewall Pro http //www.personalfirewall.comodo.com/download_firewall.html 参考:Comodo Firewall Pro @ まとめWiki http //www4.atwiki.jp/comodopf/ adobe製品(AcrobatReader,FlashPlayer等)を最新のバージョンに更新する 自PCからAdobeReader等を起動することで、最新バージョンのアップデートが可能 2009/6/10現在のAdobe Acrobat Reader最新バージョンは9.1.2 ※Adobeからのダウンロードだけでは9.1.2にならないことがあります 画像によるアップデートの説明 ※1 最新バージョンにしてもできるだけ使用しない、やむを得ず使用する場合は 「編集」→「環境設定」でAcrobatJavaScriptを無効にする ※2 FlashPlayerは各ブラウザごとにアップデートが必要なので注意 ★本物そっくりの「Flash Player 10」偽サイト出現、目的はウイルス配布 http //itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090514/330029/?ST=securityhole ↑便乗悪質偽装トロイの木馬散布サイトが出てきているので注意。 Adobe公式サイト→ダウンロード→FlashPlayer、必ずURLを確認すること Adobe Acrobat Readerの JavaScript 機能OFF 諸事情でAdobe Reader 最新版を使わざるを得ない場合 2009年6月10日現在の最新版バージョン9.1.2設定例 1.Adobe Readerを起動し「編集」メニューの「環境設定」 「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックボックスをオフ(チェックを外す) OKを押して設定確定後、Adobe Readerを終了。 2.必要と好みに応じて Adobe Reader Speed-Up にてプラグインを整理 設定は SpeedUp - Fast がおすすめ。 注意すべきは Acroform(拡張子なし) Annotations(拡張子なし) これら2つのチェックボックスをオン(チェックが入っている)状態に しておく必要がある。 そうしないと Adobe Reader が起動しなかったりする。 このとき追加作業として EScript.apiとEScript.JPNのチェックボックスをオフ(チェックを外す)状態に しておくとより安心かもしれない。 ブラウザのjavascriptを無効にする ※javascriptをオフにすると、その機能を利用した一部のサイトが見られなくなる可能性があります ●InternetExplorer ツール→インターネットオプション→セキュリティ→ レベルのカスタマイズ→スクリプトのとこ全部無効にチェック (ブラウザ再起動をしないと適用されない) ●Opera ツール→クイック設定→「javascriptを有効にする」のチェックを外す ●safari 編集→設定→「JavaScriptを有効にする」のチェックを外す ●Sleipnir ツール→Sleipnirのオプション→ビュー(Trident)→ デフォルトセキュリティ欄の「JavaScriptの実行を許可する」のチェックを外す ●Lunascape ツール→設定→セキュリティ→スクリプトの実行を許可のチェック外す ※SP3でIE8を使うと重くなる場合、Sleipnir&IE8Sleipnirエディション もしくはLunascape5を使うといいようです。 ●Firefox ツール→オプション→コンテンツでJavaScript有効にするをはずす ※FireFoxの場合、プラグイン「NoScript」のインストールが推奨されているようです また、「IE Tab」をインストールすればIEのみに対応したサイトの表示も手動で 切り替え可能になるのでいざという時便利 ★Firefoxのgoogleの検索結果を先読みする機能について (LunascapeでGecko使ってる場合も同じと思われる) 先読みしたページがウィルス感染してるとアウトと言われることが あるが、現状(2009/5/17 09 50)では 「たぶん関係ないが、安全が確認されるまでは念のために切っておくべき」 検索先読みは、キャッシュファイルを保存するだけなので それだけでJavaScriptコードを実行するわけではない ただしキャッシュファイルがアンチウイルスソフトに引っかかることはある 【対策】 FirefoxのURLバーに「about config」と入力する。※警告が出てきても大丈夫 上のフィルタという所に「network.prefetch-next」と入力して、 出てきた値がtrueだったらダブルクリック→falseにする。 ※感染したサイトには悪意をもったイメージファイルがアップされていたとの報告有り。InternetExplorerの場合、ある状況によっては画像ファイルからも感染するおそれがあるが、IE8では対策済み。逆に言えばIE7以前では危ない。 それ以外にも 可能な限りアプリケーションは最新にアップデートをしておく vistaユーザーはUAC(ユーザーアカウント制御)を有効にする (通常はデフォルトで有効になっています) 疑わしきURLはクリックしない 信頼できないサイトでJavascriptやActiveXは許可しない ウイルス対策ソフトの導入と定期的な定義ファイルの更新 (初心者であればサポート面で有料の統合セキュリティソフトをおすすめ)
https://w.atwiki.jp/matowiki/pages/112.html
ITストラテジスト試験の勉強法まとめは移転しました 情報処理試験まとめは、まとめwikiより情報処理試験関連情報だけ独立して情報を一新し別サイトに移転しました。 今後ともまとめwikiをよろしくお願いいたします。 移転先の情報処理技術者試験まとめwikiのトップページはこちら ITストラテジスト試験の勉強法まとめ 午後2対策 目次 目次関連ページ 初めに 勉強テクニックなどについて午後2の勉強前の事前準備 午後2の勉強テクニック 論文の実際の書き方 解答テクニックなどについて 文房具の評価 関連ページ お勧め参考書参考書の種類について 学習用参考書 / 学習用参考書一覧 テクニック学習用参考書 / テクニック習得用参考書一覧 論文事例集 / 論文事例集 特にお勧めな参考書 / ITストラテジの応用知識 / 情報処理教科書ITストラテジスト / ITストラテジスト 合格論文事例集 コメントを残す 関連ページ ITストラテジスト試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策データベーススペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策ネットワークスペシャリスト試験の勉強法まとめプロジェクトマネージャ試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策論文の書き方の具体例基本情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験向けデータベース入門情報セキュリティスペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策情報処理安全確保支援士試験の勉強法まとめ午後1 2対策 初めに モバイル版のページが表示される方は見やすいPC版からどうぞ。画面下部の「PC版はこちら」をクリック 勉強テクニックなどについて 午後2の勉強前の事前準備 解答知識エリアの絞り込み ITストラテジスト試験の論文は、主に通常のシステム開発に関する問題が2問、組み込み機器に関するものが1問出題される。そのため、あらかじめどちらかに絞って演習をするとやりやすいと思う。常識的には問題に選択の余地があるシステム開発に関する論文を選択するのが望ましいので、実際に組み込み聞きに関する見識が広い人以外は、システム開発の問題を選択したほうがいい。当wikiでは基本的にシステム開発の問題に対して述べるものとする。 情報システムの開発の流れを理解する はじめてITストラテジストの論文を学習する人は、論文でどのようなことを記述すればいいのか迷うと思う。そういう人は情報システム開発の全体の流れを一度勉強することをお勧めしたい。開発には流れがあるので、その前提でシステム開発が進んでいくため、大まかな流れとして論文が記述し易くなるからである。 情報システムの開発にはIPAが考えている簡易的な流れがある。これを学習しておくと、論文問題に記述されている状況が、どのような段階にあるのかを理解できるようになる。そうすると、どういう観点で論文を記述すればいいか、より分かりやすくなる。 具体的には、こういう流れで情報システムは開発される。 1)経営戦略に基づく情報技術を活用した事業戦略の策定 2)情報技術によるビジネスモデルの策定 3)事業戦略の実現可能性の確認 4)情報システム戦略の策定 5)全体システム化計画の策定 6)個別システム化構想・計画の策定 7)適切な個別システムの調達 他にも論文の問題で全体システム化計画の策定段階で設問もそれに関する設問であるのに、主に個別システム化計画について論じてしまうと的を外してしまう可能性があるが、その防止にも活用できる。 なお、それぞれの段階で具体的にどのようなことを検討し決定するのか、IPAのITストラテジストのシラバスをみると詳しく記述されているので、それを調べておくと論文の参考になる。 https //www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hanni_skill.html#syllabus 意思決定手法を暗記する ITストラテジ試験の論文では、なぜそのような手法を採用したのかという合理的な説明がないと説得力に欠けるものになってしまう。例えば複数の経営戦略や改革手法を立案し、そのうち一つを選択するときに、なんでそれ選択したのかという合理的な説明の記述が求められるわけだ。 例えば飲食業で料理を運ぶ店員の人件費を削減しようと思ったとき、その手法はいくつか考えられる。例えば「回転寿司のようにレーンで運ばれるようなシステムを導入する」でもいいし、「バイキング形式にする」という手法も考えられる。他にも「店員の担当するテーブルの範囲を決め合理的に料理を運ばせることで従業員の雇用を最低現にする」という手法も考えられるだろう。いずれも人件費の削減方法として正解なのだが、ではなんでその中から一つを選択したのか?という「何か」が必要になるわけである。 それが、下記に示す「意思決定手法」を利用することで合理的な説明ができる。例えば、「リサーチした結果、同業者他社で成功している」や「専門家の意見」などである。他にも設問によっては「費用対効果を検討した結果、長い目でみると最もコストが低くなるという分析結果がでたから」というのもいいだろう。 このように、経営者が立案した経営方針、事業の特性、他社との競争の動向などとうまく絡めて、下記の意思決定手法のうちいずれかを選択し、複数の戦略や手法から一つを選択したというような論文にするとさらに説得力が増す。 強制力のある指示 法律の変更 経営層からのトップダウン セキュリティの向上 コンプライアンス遵守 分析手法 SWOT分析 4P分析 費用対効果の検討 ABC分析 時間分析 ツール マトリクス図法 パレート図 特性要因図 マインドマップ リサーチ 他社の成功事例 客からの要望 専門家の意見 構想立案時の工夫を暗記する 過去の論文問題の文中にはITストラテジストとしての行動指針がいくつも書いてあることがわかると思う。これらをワードとして覚えておくと論文の記述にも利用できるし、午後1問題において問われる「解決手法」への解答としても利用できるので、覚えておいて損はない。 例えば、要員の教育で工夫したことを述べる必要があった場合、下記の「運用、保守、教育での工夫」の項目から、教育に利用できそうな工夫を抜き出す。すると、「チェックリストの利用」「教育と教育計画」「職位レベルと給与の見直し」「資格の取得」などが利用できそうなワードとして存在していることがかる。 そこで、これらのワードちりばめて論文を作成する。例えば、「システム稼働前に、システムを利用する従業員の教育を行うための教育計画を立案した。さらに知識を高めるために資格を取得させ、能力によって給与体系を見直した。システム運用時にはチェックリストを活用させ、システムの利用を促進させた」などというようなストーリーを簡単に作ることができる。 具体的には以下のようなものがワードとなる。それぞれ覚えておこう。 業務改革時の工夫 人員を特定業務に専念させるなぜ人員を業務に専念させることが工夫になるのか?それは参考書で学習しよう。以下すべてで行うこと 定量発注、定期発注 組織の役割、構成の見直し コミュニティの活用 過剰業務、重複業務の廃止と削減 業務プロセス分析 情報システム戦略での工夫 IT化による商品の差別化 複雑な判断が必要になる作業をIT化によって軽減する 他社の成功事例を参考にする 過去の売り上げなどのデータを分析して活用する 拠点、支店間のデータ共有 既存のソフトウェアパッケージの利用 新しい業務やシステムをアウトソーシングする シェアードサービスの利用 作業のIT化による自動処理 経験や知見を組織で共有する 意思決定の支援 重要度、緊急度、戦略性、投資額、効果の総合的評価 従業員、部門に対しての工夫 情報システム化推進委員会の設立 担当者からのヒアリング 各部門に協力させる 利害関係の明確化 業務革新の目的やゴールの共有 利害関係者とのコミュニケーション トップダウンアプローチ ボトムアップアプローチ システム設計時の工夫 カスタマイズ可能な設計 システム間連携の工夫 プロトタイプ手法 Webサービス使用の必須化 SOA化 Web(SaaS)化 ソフトの事前評価 既存システムの流用 オープンシステムの利用 クラウドの利用 運用、保守、教育での工夫 意識改革、業務プロセスのモニタリング フォールバック計画 管理者の意識改革 チェックリストの利用によるシステム活用の促進 教育と教育計画 職位レベルと給与の見直し 資格の取得 グローバルサポートの活用 災害時のリスク管理 キャリアパス、ローテーション制度の活用 策定した施策を説明する際の工夫 定性的な内容も数値化するなど定量化してわかりやすく説明する 複数案を並記して比較する 複数案について、それぞれの効果や費用を比較する 事前にストーリーを5つ用意しよう ITストラテジスト試験の論文問題は、非常に様々なものが出題される。そのため論文の事前準備というのは難しいが、それでもだいたい大まかなパターンがある。それを事前に準備しておくだけでも、かなり本番での解答が楽になると思われるので実際に用意しておこう。出題される可能性の高い用意すべきストーリーのパターンは以下の通り。 用意するストーリー1 業務プロセスのIT化による効率化 もっともよく出題されるパターンの一つ。既存の業務プロセスをIT技術を利用することで効率化するというストーリーである。例えば居酒屋で、これまで手書き伝票だったものをハンディターミナルを利用して効率を高めようというようなものだ。 応用可能と思われる問題 2004年問3 2008年問1 2009年問1 2010年問1 2013年問2 2014年問1 ※2008年以前はシステムアナリストの論文問題(以下同様) 用意するストーリー2 リアルタイムな情報収集と情報提供 これは経営者が経営活動の指標をリアルタイムに収集し経営判断に活かせるようなシステムや、非定型業務などを効率化させるために情報提供をするシステムを作成するというストーリーだ。具体的には、本部が各地の工場の在庫をリアルタイムに閲覧できたり、在庫不足による発注を助けるために将来の予想受注数を発注担当者に提供するシステムなど。 応用可能と思われる問題 2004年問1 2007年問3 2012年問1 2013年問1 用意するストーリー3 IT技術を導入による業務プロセスの変更 これはシステム導入によって業務プロセスを変更しなければならないパターンで、これもよくあるパターン。例えばERPパッケージの導入で、ERPの導入にあわせて業務プロセスを変更する必要がでてくるというような論文を用意する。他の出題例としては「ソフト導入時に現在の業務プロセスを最適化することで業務の効率が良くなる。どのように最適化したか?」などというものもある。 応用可能と思われる問題 2006年問2 2008年問2 2010年問2 2011年問2 用意するストーリー4 全体最適化計画で個別システム化計画の開発の優先順位を決める これは全体最適化計画で、複数ある個別システム開発の優先順位や投資金額を決めるパターン。例えば、受注管理、生産管理、在庫管理など複数のシステム導入が決定しており、そのどれから開発していけばいいかを決めるようなストーリー。これもよくあるパターンなので用意しておく。 応用可能と思われる問題 2005年問3 2006年問1 2008年問3 2015年問2 用意するストーリー5 全体最適化計画でシステム化方針を策定する これは全体最適化計画で、個別システム開発の基本的なシステム化方針を決定するパターン。例えば、各システムの接続方式を専用線にするかインターネット経由にするか、情報のやりとりの方法をSOAにするなどというストーリー。これも頻出問題なので、事前に準備しておこう。 応用可能と思われる問題 2005年問2 2007年問1 2012年問2 2014年問2 ストーリーの詳細の事前準備 ITストラテジスト試験論文問題では、経営に関する問題点を答えさせ、それをIT技術を利用して改善していく様子を工夫した点を含めながら返答させるようなパターンが多い。なので、それぞれのストーリーについて、ただなんとなく用意しておくのではなく、携わった会社の現在の事業環境はどのようなものであるのか、ライバル会社の動向はどうなのか、会社は経営戦略として今後どうすべきと考えているのかまで考えておくことが望ましい。 さらにシステム化構想を策定するにおいて、なぜそのシステム化構想を立案したのか説得力のある理由と、構想立案時に発生するでろう問題や経営課題に対しどのような工夫をして問題を解決したかを考えておくことが望ましい。こうすることで「ライバル出現→売り上げ減→自社の製造コストが高い→IT技術を利用して生産コストを下げる→その時に工夫したこと」という一連の流れを、事前に用意されているため矛盾なく論文を答えられるからである。 特に「工夫したこと」は、問題点とセットに5つぐらい述べられるようにしておいたほうがいい。数が少ないと論文の設問内容によって答えられないパターンがでてくるし、設問イで「工夫した点を述べよ」設問ウで「さらに改善できる点を述べよ」が出題される可能性を考えると最低2パターンは必要になるからだ。 「分析」の項目では、どのような分析をして意思決定したのかを具体的に用意しておく必要があるわけだが、これは前述した「意思決定手法」の中から選択するようにすると作りやすくなる。 また、「用意する工夫」の項目に関しても同様に、前述した「構想立案時の工夫」の中から選択するようにするとストーリーが作りやすくなるだろう。 具体的には、以下のようなストーリーを事前準備しておくのが望ましいので参考にしてみてほしい。 居酒屋にシステムを導入するストーリー事業環境他の安い店舗の出店攻勢で競争が激しい 経営戦略原価を削減し、そのぶん良い材料を購入し同価格でも料理品質を高める 主に削減するのは人件費と原材料費 分析どの作業にIT技術を適用できるか業務プロセスを調査しアクティビティ図にまとめ分析する ← 暗記した意思決定手法(アクティビティ図) 従業員がどのような作業をしているか時間を計測して調査し、付加価値を生まない業務を分析いる ← 暗記した意思決定手法(時間分析) 分析結果出品数の予測に失敗し材料破棄が多い 発注業務に時間が非常にとられている 伝票管理などの管理業務に時間が非常にとられている 分析した結果の問題点をIT技術で解消する施策出品数の予測に失敗する過去の季節、天候、温度が似た日の料理出品数が表示できる新レジPOS導入 ← 暗記した構想立案時の工夫(意思決定の支援) 発注に時間がかかる業者への発注が可能な新レジPOSの導入 ← 暗記した構想立案時の工夫(IT化による自動処理) グリーンサラダ3人前=レタス1個のように簡単に分量へ変換して発注できるようにして業務を効率化させる ← 暗記した構想立案時の工夫(IT化による自動処理) 伝票管理に時間がかかる新レジPOS導入で伝票の本社一括管理とし負担を軽減 ← 暗記した構想立案時の工夫(データ共有) 問題点をIT技術で解消する際に行った工夫新規レジPOS導入はコストが高いオープンシステムを利用したレジPOSで安価に ← 暗記した構想立案時の工夫(オープンシステム) エントリシステムは既存のものを流用 ← 暗記した構想立案時の工夫(既存ソフトの利用) システムによる出品数予想は必ずしも正確ではない過去の出品数を表示し従業員が補正できるように ← 暗記した構想立案時の工夫(意思決定の支援) ランニングコストの削減データ量が少なくセキュリティの観点からモデムを利用し電話回線で通信 ← 暗記した構想立案時の工夫(システム間連携の工夫) セキュリティ向上登録された電話番号からしか受話できないようモデムに設定する ← 暗記した構想立案時の工夫(システム間連携の工夫) 筆記用具を揃える 学生の頃はどんな筆記用具でも余裕で長文を書けたようなイメージがあるけど、書き慣れなくなると筆記用具で長文を書くのが辛くなっていたりする。 それでも良い筆記用具を使うと疲れずに長文をかけるようになるみたい。 いろいろな筆記用具関連のサイトを見ると、手の疲れは筆圧や書き方、筆記用具の性能に依存するようなので、自分の使いやすい筆記用具を使うとかなり改善されるようだ。 自分も筆圧が強くすぐに手が疲れて困っていたけれど、筆記用具をいろいろ試して、長文を書くごとに疲れずに書けるような方法があることに気がつくことができた。疲れて長文が難しい人はいろいろ試してみるといいと思う。 自分が、実際に使ったのは、三菱鉛筆のαGELグリップのクルトガ機構搭載タイプ、パイロットのドクターグリップ。替え芯はぺんてるのハイポリマー For Proの2Bの替え芯。 原稿用紙を用意する 手書きで練習する際には実際に原稿用紙を用意して記述するようにしよう。レポート用紙などに手書きで記述していると、どうしても文字サイズが異なるので本番時に違和感を感じてしまうからだ。 本番の解答用紙は手に入れることができないが、サイズはA4でそこに400字を記述するような解答用紙なので、市販のA4サイズの400字詰め原稿用紙を購入して実際にそれで手書き練習をするのがおすすめ。実際にマス目の大きさにも違和感なかったし、本番に近い環境で練習できるのはきっとメリットがあると思う。 午後2の勉強テクニック 勉強の流れ いきなり論文を記述するのは苦労すると思うので、まずは過去問に対して「章立て」と「設問からの抽出」を作成してみよう。問題文に沿った章立てと設問からの抽出を作るのが最初は少し難しいが慣れると簡単にできるようになる。これができるようになると、論文が求めている内容に沿って論文がかけるようになるわけだ。 そしたら、次に章立てに従って骨子を作成する。骨子を作成するのは最初は苦労するかもしれないが、この骨子を作る過程が勉強になる。骨子を作成していくと、事前準備したストーリーと合致しないような部分がでてくるので、そういうのがでてくるたびにストーリーを変更したり追加したりしてストーリーをブラッシュアップしていこう。 骨子を作れるようになったら、次にエディタで論文を実際に記述する。 論文問題に必要な技術は、問題の解答力(構成力)と、手書き能力だと思う。でも、解答力と手書き能力は一致しない。最初から手書きで練習し疲れてしまうと途中で飽きて面倒になってしまう。だから、ある程度できるようになるまで、エディタを使って構成力を養うほうがいいと思う。それで慣れたら手書きで記述して長文を時間内で書く練習をするのが効率がいい。 自分も論文の演習はすべてエディタでやって、直前の数週間で実際に手書きして手を成らす感じで勉強をした。おかげで効率良く論文の学習ができたと感じている。 使用するのは、より軽量なエディタのほうが便利。論文では文字数を気にする必要があるので、等倍フォントが利用でき、行数が表示されるエディタがいいと思う。 例えば秀丸エディタのようなものがお勧め。1行を25文字で記述すれば、4行で100文字。8行で200文字というように計算がしやすい。 論文の勉強の流れSTEP1 章立て問題文の読解力の向上、問題文作成者の質問意図を理解する能力の向上のため まずは章立てを作ることに専念する。過去問全てに対してやってみよう章立てすることで、どんな問題が出題されるのかも学習できるはずだ STEP2 設問からの抽出問題文の読解力の向上、問題文作成者の質問意図を理解する能力の向上のため 次に設問から解答すべき項目を抽出する作業。これもSTEP1で作成した骨子に対して行ってみようなんとなくこういう論文が書ければいいかのな?と考えながら抽出していこう STEP3 骨子作成ストーリを短時間で作る構成力の向上のため 経営戦略を実現するためのシステム化構想を立案するための知識の学習 ストーリーを用意する STEP2で作ったものにストーリーを当てはめていく作業。ここが一番苦しいが頑張って骨子を作ろう。この段階で用意すべき5つのストーリーと、その詳細について作成していこう またこのページに紹介している「意思決定手法」「構想立案時の工夫」について、それぞれ学習していこう ストーリーができたら、それぞれの問題に対して骨子を作成して演習しよう STEP4 エディタで実際に論文を記述論文らしい言い回し、知識や定量的表現の入れ方などの学習 すべての過去問で骨子が作れるようになると、ほぼストーリーの事前準備も終わったはず 次は実際にエディタで論文を記述して、言葉の言い回しや知識の挿入方法について学習しよう。これまでに作成した骨子やストーリーに基づいて論文を実際にエディタで書いていこう STEP5 実際に手で論文を記述長文を書く筋力やテクニック等を実際に身につける 書けなかった漢字はメモる PCに慣れていると、手書きで漢字がなかなか書けなくなってしまっていることに気がつくと思う。 論文の演習中にPCを使って文字を調べるのは良いとしても、それだけだとまた忘れて書けなくなる事が多い。なので、書けなかった漢字は、どこかにまとめてメモしておいたほうがいいと思う。で、あとから見直して漢字を勉強する。まったく書けなくなっているのなら、本格的に勉強する必要があるけれども、ちょっとど忘れしている程度ならば、あとから見直せば思い出せるはずなので、メモしておいて、本格的な学習に利用したり、試験前日に見直して記憶を呼び覚ましておくようにしたほうがいいと思う。 論文の実際の書き方 STEP1 設問から題目を作成する 論文は問題を読んで順番に論述しようとすると、解答する内容がブレてしまうことが多い。だから、最初は問題を読まず、どんな解答を求められているか設問から章立てをすることがぶれない解答をする近道だ。 もちろん実際の試験では3問中1問を選択するので、問題を読んで選択するわけだけど、実際に解答するときは設問から章立てして、それから問題文を熟読して解答するのが合格への近道となる。 例えば、平成24年の問1だとこんな感じになる。問題文を読まずに設問だけで章立てするとこんな感じになる。過去問はhttps //www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2012h24.html#24akiからダウンロードできる。 1 私が携わったITを活用した事業戦略の策定について 1.1 事業特性 1.2 前提となった競争戦略 2 策定した事業戦略について 2.1 ********** 2.2 ********** 2.3 ********** 3 事業戦略の提案方法とその評価について 3.1 事業責任者への提案と評価 3.2 今後の改善点 これが求められている内容をすべて網羅した章立て=論文の流れとなる。場合によっては問題文を読むことで多少は変化してくることもあるが、90%ぐらいはこのままの構成が利用できる。こうすることで問われている内容から大きく乖離することなく解答できると思うし、論文を構成することができると思うので、試してみるといいと思う。 ここで疑問に思う人もいると思う。2.1と2.2が空欄になっていることである。実はITストラテジストの論文問題では設問から2.1、2.2の章立てを作ることが難しい問題が多い。ではどうするかというと、その流れは基本的には問題文中に記述されているので、そこから抜粋することで対応する。 今回の平成24年論文問題の問1の設問イには「どのような事業戦略を策定したか」との記述がある。そこで問題文をみると、「事業戦略の策定においては~」から始まる分析手法の例が記述されている。2.1、2.2、2.3は、そこに記述されている分析手法の例を引用して章立てをする。どの分析方法を利用するかは、事前に用意したストーリーに最も適用可能なものを選択する。そうすると具体的には以下のような章立てを作ることができる。 2 策定した事業戦略について 2.1 IT技術によって差別化が可能なプロセスの明確化 2.2 業務プロセスのIT化の課題 2.3 策定した事業戦略と活用したIT技術 STEP2 問題文から解答すべき項目を列挙する 章立てをすることでどのような論文の流れになるか道筋が見えたと思う。この次に、さらにどのような内容の記述を求められているのかを問題文から抜粋して記入していく。こうすることで解答すべき内容を網羅することができるので合格率を高めることができる。 同じく平成24年の問1。 1 私が携わったITを活用した事業戦略の策定について 1.1 事業特性 ▼事業特性 1.2 前提となった競争戦略 ▼他社との差別化、コスト削減、ニッチへの参入などの競争戦略 2 策定した事業戦略について 2.1 IT技術によって差別化が可能なプロセスの明確化 ▼差別化が可能な業務プロセスの明確化 2.2 業務プロセスのIT化の課題 ▼業務プロセスをIT化するための課題 2.3 策定した事業戦略と活用したIT技術 ▼策定した事業戦略と活用したIT技術 3 事業戦略の提案方法とその評価について 3.1 事業責任者への提案と評価 ▼事業責任者に対して行った提案の工夫 ▼提案への評価 3.2 今後の改善点 ▼今後の改善点 ▼の部分が具体的に回答を求められている内容だ。このように問題文から抜粋して各章に割り振ることで、具体的にどんなことを記述すればいいのかが見えてくる。あとは、この具体例に合わせて骨子を作るだけ。今までエディタでシコシコと論文の骨子を作成して養った構成力が役に立つ。 章立てができるようになったら、次はその章立てに対して解答すべき項目を作成する勉強をしていこう。 STEP3 ストーリ(骨子)を作る あとは作成した章立てに従ってストーリーを考える。最初からいきなりかくと後から整合性がとれなくなることがあるので、最初にうちに骨子を考えてから書き始めるのがお勧め。具体的には、問題選択に5分、章立てや骨子の作成に15分、残りの90分で書き上げて、残りの10分をチェックに使用する感じがベストだと思う。90分で書き上げるのは手書き能力。15分で骨子を作るのは構成力。 では、実際にどんな感じでストーリーを作るのか。具体的にはこんな感じ。同じく平成24年の問1。ここまでくると問題文をみなくても章立てだけで論文が作れる。これを記述すると時間がかかるから、問題文にアンダーラインを引いたり、章番号を書いたりすることで対応しよう。 1 私が携わったITを活用した事業戦略の策定について 1.1 事業特性 ▼事業特性 ※他の店舗の出店攻勢で競争が激しい 1.2 前提となった競争戦略 ▼他社との差別化、コスト削減、ニッチへの参入などの競争戦略 ※原価を削減し、そのぶん質の良い材料を仕入れ料理の付加価値を高める ※主に削減するのは人件費と材料費 2 策定した事業戦略について 2.1 IT技術によって差別化が可能なプロセスの明確化 ▼差別化が可能な業務プロセスの明確化 ※業務プロセスをアクティビティ図にまとめ、流れをわかりやすくする ※従業員から差別化が可能なプロセスのヒアリングを行う ※専門家の意見を聞く ※従業員の活動を業務別に時間計測し、付加価値を生まない業務を把握する ※差別化が可能なプロセス→出品数予測して発注を行う非提携業務にかかる時間が多すぎる ※差別化が可能なプロセス→予測ミスによる材料の破棄率が高すぎる 2.2 業務プロセスのIT化の課題 ▼業務プロセスをIT化するための課題 ※「予測」をシステムで行うことは難しい ※課題の解決方法→過去の販売データから似た天候のものを抽出加工し、予想出品数として表示 ※「予測」は人間の経験が必要で完全IT化は難しい ※課題の解決方法→システムの予想出品数を人間が経験をもとに修正を加えられるシステムとする ※出品数が予測できても、それを材料に変換するのに時間がかかる ※課題の解決方法→予想出品数から必要な材料へ自動変換してくれる機能 例:サラダ3品→レタス1個 2.3 策定した事業戦略と活用したIT技術 ▼策定した事業戦略と活用したIT技術 ※レジPOSに予想出品数が表示されるので、最終的に担当者が確認し経験により数量を訂正する ※入力した料理の出品数量は、自動的に必要な材料の量に換算され表示される ※必要となる材料とその数量は仕入れ先に自動的に発注される 3 事業戦略の提案方法とその評価について 3.1 事業責任者への提案と評価 ▼事業責任者に対して行った提案の工夫 ※システム導入による発注業務の作業効率向上でコスト削減が見込まれることを説明 ※出品数予測アルゴリズムを一部店舗で手計算で実験したところ廃棄率低減の効果があったことを説明 ※削減効果をわかりやすくするため、導入しない場合と比較した表を提示し説明 ※また実際の従業員に、このシステムが作業効率を高めることになると発言してもらう ▼提案への評価 ※評価された 3.2 今後の改善点 ▼今後の改善点 ※POSは既存ソフトを使用したりオープンシステムを改造し利用するなどしてコスト削減 STEP4 エディタで論文を記述する まずは論文をエディタで記述する。エディタで記述すれば短時間で何本も記述できるので効率的に学習できる。手書きでやると途中で飽きたり疲れてしまい継続しないので、効率よくエディタで演習しよう。 STEP5 手書きで論文を記述する 最後に実際に手書きで論文を書く演習をする。A4サイズの400字詰め原稿用紙を購入して、しっかりと椅子に座って記述してみよう。 あくまで自分の個人的な話だが、400字詰め原稿用紙に7枚書くのに90分ほどかかる。そうすると、章立てや骨子作り、最後の見直し、アンケートの回答に30分で行わなければならないということがわかる。もし、7枚記述するだけで120分ほどかかるとすると、骨子や章立てを作る時間がなくなってしまい、最後は殴り書き状態になってしまうだろう。なので、試験が近くになったらせめて一度ぐらいは手書きで論文を記述して、自分の手書き能力がどの程度のものであるのか確かめるのが望ましい。できれば、どのようにすれば短時間で記述できるのかさぐりながら学習していくのがいいだろう。 解答テクニックなどについて 解答用紙への工夫 実際の試験では、解答用紙として週刊誌や青年漫画誌のように紙が二つ折りにされ、真ん中がホチキスで留められている冊子が配られる。ちょうど、IPAの各試験の午前、午後の問題冊子のような形状である。その1ページに400字詰め原稿用紙のマス目が印字されている。つまり1ページの裏表に両方記述をすることになる。紙質は厚手の原稿用紙のような感じで、多少、つるつるした感じである。 ここで二つの問題が発生する。 一つは裏移りの問題である。1ページの裏表に記述するので、表を書いた後に裏を記述すると表に書いた時が裏移りしてしまうのである。下敷きが使えればいいのだけど、持ち込んでいい筆記用具に下敷きは含まれていないため利用できない。なので特に筆圧の強い人、濃い鉛筆を使うと汚くなってしまい、採点者の印象も悪くなりかねないという懸念がある。 二つ目の問題は書き心地が変化してしまうことである。説明が難しいけど、週刊誌の表紙に文字を書こうとすると、机と表紙の間に何枚も紙があるので、当然、書き心地は柔らかい。ところが、裏表紙に文字を書こうとすると、今度は机と裏表紙の間には紙が一枚もなく、机と直接接しているので、書き心地が堅くなる。前述の通り解答用紙も週刊誌のように二つ折りにされているので、1ページずつ記述をしていくと、書いてる紙と机の間の紙の枚数が変化してしまう。この変化が以外と苦痛で、このおかげで手が痛くなったりする。そこで、完全に解答冊子を折り返してしまい、机と記述している紙の間の枚数を一定にさせるようにすると変化が無くていいと思う。よく、満員電車で新聞の読みたい面を折り返して読んでいる人が居るけど、あの要領。単語帳やスケッチブックのようにくるっと裏側に一周させるイメージ。 ところで関係ないが、会場によっては、かなり机の状態が酷いこともあるようだ。特に古いテーブルで木目がデコボコしているようなところもあるらしい。そういうところはボール紙が配布され、それを下敷きがわりに使うように指示されるらしい。このような可能性も考えて、シャープペンの芯などは異なる硬さのものを用意するとかするといいかもしれない。 文房具の評価 紙質 紙質は、午後1はマークシート用紙のような、わりと色が乗りやすいタイプの紙で応用情報の午後と同じような感じ。午後2はどちらかというと若干つるつるして色が乗りにくい感じだった。 そのため、手の疲れ防止のため2Bを午後1で使うと非常に書きにくく文字が汚くなる傾向があるように感じた。しかし午後2は若干つるつるしているので、2Bでも十分に記述が可能だった。なので、手の疲れが激しい人は午後1をHB、午後2をBか2B(受験票にはHBかBを指定)などと使い分けたほうがいいと思う。 文房具 自分はパイロットの「ドクターグリップ Gスペック」と三菱鉛筆の「ユニ アルファゲル クルトガエンジン搭載タイプ」を利用してみた。 ドクターグリップはとても重心のバランスが良く書きやすい印象があった。ユニアルファゲルのクルトガ搭載タイプも同様、書き心地は問題ないのだが、つかれにくさではドクターグリップのほうが上に感じた。 しかし、実際に利用してみると、特に2Bの芯では、すぐに芯が減るので、どんどん文字が太くなってしまう。その場合にはクルトガ搭載タイプのユニアルファのほうが、常に芯のとがった部分を利用できるので、書き心地が維持され非常に書きやすかった。ところが、HBなどの堅い芯で午後2の論文の解答用紙のようなツルツルした紙に記述しようとすると、逆に芯のとがった部分のみ紙に接するため、芯のひっかかりを感じて書き心地がものすごく悪くなった。 そのため、柔らかい芯→クルトガ搭載タイプ、硬い芯→ドクターグリップなどと使い分けたほうがいいと感じた。 しかし、このあたりは書き方によっても随分違うと思うので、実際に試してリスクを軽減するか、異なる芯やシャープペンを複数持ち込むなどのリスク回避を検討したほうがいいと思う。 関連ページ ITストラテジスト試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策データベーススペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策ネットワークスペシャリスト試験の勉強法まとめプロジェクトマネージャ試験の勉強法まとめ午後1対策午後2対策論文の書き方の具体例基本情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験の勉強法まとめ応用情報技術者試験向けデータベース入門情報セキュリティスペシャリスト試験の勉強法まとめ午後1 2対策情報処理安全確保支援士試験の勉強法まとめ午後1 2対策 お勧め参考書 参考書の種類について 参考書をいろいろみてみると、参考書には学習することをメインに作られた学習用参考書と、合格するためのテクニックを追求したようなテクニック習得用参考書、論文に特化した論文事例集の三種類にわかれる。学習用参考書は経営戦略の基礎が記述されており、企業の経営戦略やシステム戦略に詳しくない人にもわかりやすい作りになっている。テクニック習得用の参考書は基礎を習得している人向けで、合格するための情報や解答テクニックが中心となっている。論文事例集は論文に関するテクニックと過去問の論文事例が数多く記述されている。 学習用参考書 経営戦略、コンサルティング業務の経験が無い人は、参考書を利用して経営に関する基礎知識を学習するのがお勧めだ。 ITストラテジスト試験の勉強は、応用情報技術者に合格するレベルがあれば特に学習しなくてもいいという人もいるが、個人的には学習用参考書を購入して学習してみることをお勧めしたい。なぜなら、ここで学ぶ様々な知識が、後々の論文試験で活きてくるからだ。 例えば、論文では、企業がどのようなシステム情報戦略を策定し、なぜそのような意思決定をしたのかを記述する必要がある。従って意思決定手法や分析手法を知識として得ていれば、それを論文に「知識」として導入できるからである。これらを行動指針の理由とすれば論文の説得力が増す。 また午後1などにおいても、なぜその施策を策定したのか、経営における様々な知識のバックグラウンドがあると背景を理解できることも多い。従って、一度は学習用参考書で経営に関する知識を学習しておくことが望ましい。 しかし学習する時間がない場合もあるだろう。そのような場合や深い基礎知識は必要ないと考える場合、効率を重視する場合には学習用参考書は不要なので自分のスタイルに合わせて選択して欲しい。 学習用参考書一覧 テクニック学習用参考書 実務経験がある人も無い人も絶対に購入すべき参考書。基礎的な解説もあるし、午後1対策、論文対策テクニックなども記載されているので、まずは何があっても購入したい参考書である。 テクニック学習用としては情報処理教科書が最もテクニックに詳しい。特に午後2の論文問題においては事前準備の論文モジュールの準備方法なども記述されており、過去問の解説も他のテクニック習得用参考書よりも掲載数が多いのでお勧めだ。しかし、それでも論文対策で最も重要な見本となる論文掲載数が足りないと考えられるため、必要に応じて論文事例集を購入するなどして補おう。 テクニック習得用参考書一覧 論文事例集 前述の通り、論文事例が多く掲載されている参考書は存在しないので、可能であれば論文事例集を購入することが望ましい。より多くの事例集に接することができるので、どのような論文を記述すればいいか、骨子の作成に困ったときに参考できるのでお勧めだ。 論文事例集にも論文記述テクニックが掲載されているがテクニック用参考書にも掲載されているので、論文記述テクニックを得る目的として購入する必要はなく、論文事例集が欲しい場合にのみ購入を検討しよう。選び方としては、論文掲載数が多いもの、論文事例の解説が詳しいもの、テクニック用参考書に掲載されている論文と重ならない事例集を選ぶのがいいだろう。 お勧めはITECのITストラテジスト合格論文事例集だ。これは論文事例の記載数も多くテクニックについても多く記述されている。 論文事例集 特にお勧めな参考書 ITストラテジの応用知識 ITストラテジの応用知識がお勧め。過去問の解説などは一切無く、ストラテジストの知識にのみ特化しており、解説がかなり詳しい。営業利益や営業利益率など簿記に近い内容も網羅されており、これ一冊でITストラテジストに合格するために必要な知識が網羅されている。基本的な知識から学習したい人は絶対に購入しておきたい。 情報処理教科書ITストラテジスト こちらは午後1と午後2の解答テクニックに特化しているので情報処理教科書ITストラテジストがお勧め。特に午後1の点数がとれないという人は購入することをお勧め。ただし、午後2の論文に関しては、後に述べる合格論文事例集と内容がかぶるので、論文対策目的で購入するのなら論文事例集を購入することをお勧めしたい。 ITストラテジスト 合格論文事例集 ITストラテジスト 合格論文事例集がお勧め。論文の事例集も豊富にあり、さらに論文の書き方の説明も詳しい。論文によほど自信がないのであれば、この論文事例集は絶対に購入しておきたい。数多くの論文事例が記載されているので、どのような論文を記述すればいいのか知りたい人には特にお勧めでぎる。論文に悩んでいるのなら絶対に購入しよう。 コメントを残す テストの投稿 -- 名前 (2011-08-15 18 20 55) 名前 コメント 2017年11月12日 (日) 00時17分55秒 trackback
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レジュメまとめ 先輩から頂いたまとめプリントです! レジュメと違うところがあったら連絡ください\(^O^)/ ・成人看護 ↑三大死因なんですが1位悪性新生物、2位心疾患、3位肺炎です。 3位を変更しといて下さい。ちなみに脳血管疾患は4位です。 ・術後看護① ・術後看護② ・術中看護 ・救急看護① ・救急看護② ・がん看護① ・がん看護② ・退院支援活動
https://w.atwiki.jp/stradaryu/pages/189.html
企業まとめ この項では「車まとめ」に関わって、GTA4内に存在する企業及び店舗の情報を取り扱う。 GTA4内の自動車メーカーはメーカーまとめへ。 行政 FIRE DEPT LCPD LSD 企業 AL DENTE S ALPHA MAIL ANNA REX AUTO COWBOYS AUTO EROTICAR AUTO LIMBO AXEL S BADGER BANK OF LIBERTY BANNER BEAN MACHINE COFFEE BINCO BURGER SHOT CCC CHECKOUT CHERRY POPPER CLUCKIN BELL CNT COMRADE S BAR Creek St. Diner DIDIERSACHS DRUSILLA S E-COLA ERIS FLY HIGH PIZZA PIE FLY US GLOVE OIL Gruppe 6 GOLDBERG LIGNER&SHYSTER GOZUSHI! GROTTI(販売店) HIGGINS HELITOURS HOMEBREW CAFE HONKERS JERKOV S KRAPEA LIBERTY TREE LOM BANK MAX RENDA MEMOLY LANES MODO MR.FUK S RICE BOX MR WONGS MS PARAMEDIC PANORAMIC PERSEUS PHARAOH PIßWASSER PRO LAPS ROMAN BELLIC ENTERPRISES RON tw@ WEAZEL WHIZ WILLIS CAR WASH&LUBE YOGARISHIMA ZIT! 24-7 60DINER 69 STREET DINER